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プレシジョン・システム・サイエンス(株)【7707】の掲示板 2021/05/31〜2021/06/02

>>1060

相変わらずの青ポチありがとうございます。
しかし経験がないのなら想像してみましょうよ。

危険な感染症や遺伝病や癌などの人生に大きく影響を与える疾病から人々を救える技術を発明した。しかし国内の既得権益や省庁の参入障壁は厚く国内にその技術が普及する見通しは針の穴の光さえも見えない。

幸い海外にはその技術を評価してくれる顧客もいたが、資金繰りに苦しむ中小企業の足元を見られ、あわよくばそこそこの価格で買い取りたいという申し出もあった。しかしそこはしっかりと断り、OEM生産の道を選び夢をつないだ。

OEM生産は取引先の都合で一気に売上が減る可能性も高く投資判断も難しい。実際に何度かあわや倒産の危機もあった。そういう環境下日立ハイテクなどに事業の可能性をプレゼンし出資いただき、またワラント増資などにより株主の皆さんにもご迷惑をおかけした。

そしてついにマグリードやジーンリードなど世の中を変える夢を叶える可能性のある製品開発が見えてきた。しかしそのためには巨額の投資資金が必要。しかし金融機関は融資してくれない、そこで日立ハイテクなど大株主の皆さんの賛同もいただきながら3年間に渡る巨額のかつ10%近い金利のワラント増資を行った。

それから2年、ヨーロッパでは臓器移植手術などで遺伝子検査装置が使われるようになってきたが黒字化の目処は程遠く、日本国内の臨床検査市場への参入など覚束ない。それが昨年までのPSSの状況。

そこに新型コロナパンデミックの発生。欧州からはとにかくどんどん作って納品しろの催促。日本国内からも急遽保険適用も認められどんどん作れという状況。しかし当然、「作れるだけしか作れない」。これを救ったのが2年前に勝負した『生産投資』。

その後のPSSの
①経営戦略、マーケティング戦略
②財務戦略
③製造オペレーションへの打ち手
④営業販促やメンテナンスなどパートナー戦略
何がどう変わったのか、どのようなスピードで行われたのか。

それも見えずに、「経営が馬鹿」だとか、「スピードが遅い」とか言う輩は、ビールを飲みながらプロ野球を見ている親父と同じ。
くらいの基礎知識と矜持を持ってほしいものです。

まあどうせ今日明日の株価しか見ていないので言っても無駄でしょうが。