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シークス(株)【7613】の掲示板 2022/08/14〜

>>588

ここが投資した会社はレンゾクバイオロジクス
2023年8月に創設したスタートアップ
中外製薬の久保庭均・湯本 史明等が創業者

湯本さんが不明だったので調べてみた。

1. 湯本氏は、Renzoku Biologics株式会社の共同創業者兼COOを務めています。
2. 過去4年間は、Ginward Japan株式会社の代表取締役として、海外ライフサイエンス企業の日本市場参入支援や日本のスタートアップ企業の海外進出支援を行ってきました。
3. 構造生物学、タンパク質科学分野で20年以上の研究経験を有し、米国の著名な研究機関(UCSF、グラッドストーン研究所、NIH)で博士研究員やプロジェクトマネージャーとして活躍しました。
4. 高エネルギー加速器研究機構(KEK)の特任准教授として、創薬等支援技術プラットフォームなどの事業に参画し、最新鋭のクライオ電子顕微鏡施設を立ち上げるなど、構造生物学コミュニティの構築に貢献しました。
5. 2006年に東京大学大学院農学生命科学研究科で博士号を取得しています。

https://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=43666

1. 日本の創薬分野ではスタートアップ企業が増加しているものの、世界と比較するとイノベーションに結びついたケースは少ない。
2. Cytivaの調査によると、日本のバイオ医薬品業界は他国と比べてより厳しい状況にあるが、課題を解決することでイノベーションを加速できる可能性がある。
3. 日本は高水準の医療レベルを維持しているが、使用されるバイオ医薬品の多くを輸入に依存しているため、国内での開発・製造体制の構築が望まれる。
4. イノベーションを引き起こすためには、組織の枠を超えたコラボレーションが重要であり、特に人材の確保や育成、情報やノウハウの共有などが必要とされる。
5. ベンチャー企業にとって資金調達は最優先の課題であり、市場価値を上げ続けるためにも、適切な人材の確保やステークホルダーとの協力が鍵となる。

https://jcd-expo.jp/ja/pickup/ja/2023/cytiva.html

  • >>599

    記事の内容から推測するに、同社のビジョンは以下のような方向性を目指していると考えられる。

    1. バイオ医薬品製造の効率化と低コスト化を実現し、新興製薬企業や研究機関の参入障壁を下げる。
    2. 完全連続生産方式の導入により、少量多品種の製造委託にも柔軟に対応できる体制を構築する。
    3. 日本国内におけるバイオ医薬品の開発製造受託(CDMO)事業を発展させ、日本のバイオ医薬品産業のイノベーションを促進する。
    4. 将来的には、国内外の製薬企業や研究機関とのパートナーシップを通じて、革新的なバイオ医薬品の開発と製造を支援する。

    ---
    バイオ医薬品の製造工程は、従来、バッチ式(回分式)が主流でした。バッチ式とは、各工程を独立して行い、一つの工程が終了してから次の工程に進む方式です。

    完全連続生産方式とは、バイオ医薬品の製造工程において、各工程を連続的に進行させる手法です。従来の製造方法では、各工程が独立しており、工程ごとに生成物を容器から取り出す必要がありました。これに対し、完全連続生産方式では、各工程をつなげて同時並行で進めることができる。

    1. 生産効率の向上:各工程を連続的に進行させることで、工程間の待ち時間や手作業を削減でき、全体的な生産効率が向上します。
    2. 柔軟性の向上:少量多品種の製造にも対応しやすくなります。従来の方式では、製品ごとに製造ラインを切り替える必要がありましたが、連続生産方式では、製品の切り替えが容易になります。
    3. コストの削減:効率化によって、人件費や設備費用などの製造コストを削減できる可能性があります。
    4. 品質の向上:工程間の汚染リスクを減らすことができ、製品の品質向上につながります。

    ---

    完全連続生産方式は、バイオ医薬品製造における比較的新しい技術であり、世界的にも導入事例は限定的です。日本においても、まだ広く普及しているとは言えない状況。

    * 2021年に厚生労働省が「バイオ医薬品連続生産の実現に向けた研究開発の推進事業」を立ち上げ、連続生産技術の開発と実用化を支援しています。
    * 2022年には、国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)が「バイオ医薬品の連続生産に関するガイドライン」を発行。