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VTホールディングス(株)【7593】の掲示板 2022/02/14〜2023/07/23

元日産幹部、ケータハム・カーズCEOに就任 来年にも同社初のEV発表か

日産自動車でスポーツカー担当プログラムディレクターを務めていたボブ・レイシュリーは、英国のスポーツカーブランドであるケータハム・カーズのCEOに就任した。これまで10年間にわたり同職を務めたグレアム・マクドナルドの後任となる。
ボブ・レイシュリーは、昨年4月に日本の自動車小売グループであるVTホールディングスがケータハムを買収した後、最高戦略責任者として就任した。それ以前は、日産のスポーツカー部門を6年間率い、フェアレディZ(370Z)やGT-Rの開発にも携わってきた。

ケータハムは2021年、販売台数が新型コロナウィルスの感染拡大前と比べて41%増加し、過去最高を記録している。

レイシュリーは、CEO就任に際し「ケータハムの従業員を代表して、過去15年間にわたるグレアムの功績に感謝したいと思います。彼は2021年に過去最高の販売台数を記録するなど、好調な業績を残して去ることになります」と述べた。

昨年ケータハムに移籍した直後のAUTOCARとの独占インタビューで、レイシュリーは同社の戦略の概要を説明してくれた。排出ガス規制と安全規制が厳しくなる中、ケータハムのトレードマークであるダイナミクスとピュアな走りを維持することが重要だと語り、EVモデルの計画が順調に進んでいることを明らかにした。

「EVへの移行を検討する必要性は明らかで、グレアム(・マクドナルド)はEVに関する議論を続けています。ケータハムのEV計画は、わたしが想像していたよりもずっと進んでいました。技術的な課題もありますが、わたし達にとっての一番の課題は、これまでと同じように楽しい体験をEVで提供することなのです」

「EVを作るべきかどうか、否定的な意見もありますが、わたしはEVが必要だと信じていますし、運転が楽しくて、なおかつ『セブン』であるという体験を提供することがわたしのプライオリティです。セブンの歴史の上に築かれたものでなければなりません。その生のドライビング・エクスペリエンスを届けたいのです」