八千代工業(株)【7298】の掲示板 2023/07/05〜2023/10/29
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922
>>920
ご意見、もっともです。
私はもともと八千代の株主ではありませんでしたが、
今回の件についてはいたく憤っています。現在は株主になりました。
論ずる点は、すでに出きったと思いますので、
私からは少し切り口を変えて話をしますと・・
・道徳心
・良心
・後ろめたさ
といった感情が彼ら経営陣にはないのでしょうか?
彼は、すでに世間一般で言う高所得者でお金持ちのはずです。
すでに十分な所得も資産もある人間なのだから、
少しは道徳心や良心に従って判断してほしいものです。
投資家も色々いますから、一概に彼らを道徳心という切り口で責めることはできませんが・・
それにしても、最低限の道徳心や良心すら持っていない経営陣には辟易します。
誰でもなれる投資家と違って、経営陣というのはある程度ふるいに掛けられた
人間だと思っていましたが、ホンダという会社のふるいには、
道徳心とか正義とかいう概念が欠けていたようです。
このようなTOBを許すルールを変えない限り、これからも被害は続出するでしょうね。
いきなり突然やってくるから、この隕石のようなリスクを回避するのは困難です。
大企業であっても、超割高な値段で子会社を買収するというテクニックを
先般実体験しましたから、大企業であっても安心できない。
このリスクが怖くて、リスクがありそうな銘柄への投資は
考えてしまいます。実際、株価は割安に放置されている。
「一般」投資家全員の問題だと思います。 -
923
>>920
追記。
>TOB文書を見る限り八千代経営陣は訴訟対策にはかなり腐心している
同感です。またファンド勢がでてきてくれれば、話が変わりますが、
いまのところ、その動きは私には察知できていません。
この問題については、投資家保護の問題になるわけで、
投資振興の時勢を考えれば、絶対にやるべき政治課題なんですが、
いかんせん、関心をもってくれる政治家がほとんどいません。
私の知る限りでは、引退した人間を含めて2名だけです。
(渡辺喜美元代議士、松尾代議士)
このうち、渡辺代議士については、金融庁長官時代に安値MBOの問題について
言及があったと記憶しています。
いずれにしても、政治家に関心をもってもらって、
法律を改正しないとどうしようもないのが実情です。
裁判所は、官民交流の形で民間企業に天下ったりしていますので、
会社側に著しく有利な判断を事例が多いです。
もちろん、裁判官の良心によりますが、結構、こちらも腐敗していると
認識しています。 -
>>920
以前の投稿で昨年11-12月のホンダから八千代経営陣へのTOB提案内示の際の価格について、
>808円/1026円などありえない価格でのTOBを打診して
と書いてましたが、正しくは 828円/1006円 であるのをどういうわけか誤記載しておりました。 m(_ _)m 今更恐縮ですが訂正しお詫び致します。
marketwatcher 2023年10月6日 11:59
>>915
書き込みありがとうございます。
アークランドに続きまたやられてしまいました。
今回は長年に渡り株主であり、繰り返し配当増や自社株買いなどを会社に訴えてきた上での出来事です。 今回会社には、収益/市場環境の変化を反映するべく、強くTOB価格の引き上げ再交渉要請をしましたし、東証にもSOSは出しましたがこの状況に至ってこのうえない無力感に襲われています。
特に自分が狡猾と感じたのは、
1)毎期理解不能な低いEPSの業績予想を出して低株価を放置
2)結果が出てもほとんど還元せず(配当/自社株買い)、これも低株価を惹起
3)準備が整わないのに1Q決算発表前に異例のTOB予告
4)808円/1026円などありえない価格でのTOBを打診して八千代経営陣の少数株主への配慮を演出
5)ホンダ以外の株主の約1/3の応募で成立してしまうという、過半数を持つ株主によるスクイーズアウトを伴うTOBとしては異例に低い下限株数の設定
6)自動車関連株暴落を見て(米中クリアランス待たずに)すかさずTOB発表
今回は第三者的な観点からの評価を依頼したトラスティーズから2438~3072円という類似公開会社比準によるレンジが提出され、また各社のDCFによるレンジ中央値も概ね1390円をかなり上回っている状態で、市場株価が低いということを拠り所に現値でのTOBが正当化されていることから、1)2)は非常に重要と思っています。
また、この夏の自動車関連株の株価動向と八千代工業の1Q業績を見れば、このTOB予約?がなければ相当の確率でこの間八千代工業の「市場株価」は1390円を超えていたであろうと容易に推測できます。
TOB説明文書の中に、対抗TOBへチャンス与えている的表現がありましたが、既に株式の過半数を持っている主要顧客のホンダがTOBを仕掛けている中で第三者がどうやって過半数を取得できるのか??
大竹姓の株主と銀行が応募してしまえば、一般株主の大半が応募せずとも成立してしまうような建て付けのTOBをPBR0.5倍以下の価格で親子上場している株主が平然と行ってしまうのには戦慄すら覚えます。
道義的にはホンダの行為には大きな問題があると思いますが、いくらでTOBするかは自由であり、法律的に止めさせることは極めて困難でしょう。 ただ、近年の歴代社長はホンダ出身者が続き、その元で1-2)の政策がとられてきたことを俯瞰的に見れば何とかできないものか残念です。
BKさんのおっしゃる通り、このようなTOBは「株価でなく会社に」投資するというありうべき行為を踏みにじるものであり、投資家軽視の企業を戒める昨今の東証の姿勢や新NISAをはじめとする投資奨励の流れに逆行するもので、脚光を浴びつつあるバリュー投資を危うくするものです。
上記1)~6)の構図を全体として捉え判断できる裁判官が多いとは思えないし、TOB文書を見る限り八千代経営陣は訴訟対策にはかなり腐心していると感じられるので、費用対効果も考えると法的処置はよほどの大株主でなければ現実的ではないでしょう。
コスト度外視なら投資家有志で日経に一面意見広告出すとか面白そうではありますが。(老人の古い考えで昨今ならSNS経由の方がよいのかもしれませんが)
*内容に事実と異なる部分がありましたらご指摘ください、訂正します。