ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

日立造船(株)【7004】の掲示板 2024/02/09〜2024/03/12

関西電力、全原発に乾式貯蔵施設 貯蔵量は「増やさず」
福井
2024年2月8日 19:45

関西電力の高浜原子力発電所。手前左から1号機、2号機と奥左から3号機、4号機(福井県高浜町)
関西電力は8日、福井県内にある3カ所の原子力発電所全てに、使用済み核燃料を空気で冷やす「乾式貯蔵施設」を建設する方針を明らかにした。同日、高畠勇人執行役常務が福井県庁を訪れて説明した。福井県外の中間貯蔵施設に搬出するまでの間、乾式貯蔵施設で一時的に保管することを想定している。

美浜原発(美浜町)と高浜原発(高浜町)、大飯原発(おおい町)の敷地内に乾式貯蔵施設を建設する方針だ。貯蔵容量は美浜が約100トンで高浜が約350トン、大飯が約250トン。3施設の容量を合わせると関電の原発で発生する使用済み核燃料、5〜6年分に相当する。2027〜30年に順次稼働する。福井県など地元自治体の事前了解を得た上で、まず先行して設置する計画の高浜原発での工事を原子力規制委員会に申請する。


乾式貯蔵施設の建設計画を説明する関西電力の高畠勇人執行役常務㊨(8日、福井市)
高畠氏は「中間貯蔵施設への搬出を円滑にするための措置だ」と説明した。福井県の坂本裕一郎防災安全部長は「計画の内容を精査し、安全確保を最優先に適切に対処したい」と話した。

使用済み燃料は長期間プールに入れて水を循環させて冷やす。乾式貯蔵は15年以上プールで冷やした使用済み燃料をキャスクという専用容器に移し、空気を循環して熱を取り除く。電源に頼らず冷却機能を保てるため「安全性が高い」(関電)としている。国内では日本原子力発電の東海第2原発(茨城県東海村)で実用化されており、四国電力や九州電力も設置する方針を示している。。

上記 日経電子版より一部参照
乾式貯蔵キャスクは三菱重工と日立造船くらいしか、製造できないので
今後大量受注につながる可能性があります。