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タツタ電線(株)【5809】の掲示板 2022/12/24〜

そのENEOSの株価、本日引け値734円はタツタTOB基準価格の決定日2022年12月20日の終値444円から65%の上昇。

JX金属が主張する買付価格720円の妥当性の根拠は、みずほ証券による市場株価基準法・類似企業比較法・DCF法による算定値で、要は、価格720円は2022年12月20日の終値(419円)、あるいはその直近の過去1か月・3ヶ月・6ヶ月の平均値と比しそれぞれ6~7割ほどのプレミアムがあり、その水準は、経済産業省がM&Aに関する指針を公表した(2019年6月)以降に成立した親会社による上場子会社のTOB事例 50 件のプレミアムの平均値(4割程度)より高いんだゾー、だったんだけど、それは予定通りTOBが実施できていればの話で、実施できずに1年3か月も経過し、例えば同業の同規模感の類似企業SWCCなんかの株価は既に倍以上であり、冒頭書いた買い手側のエネオスHDでさえ65%も株価を上げている現下においては、720円という水準はTOBとしてのプレミアム感は既に皆無で、JX主張の720円の妥当性の根拠は説得力ゼロに等しいということだね。
TOB開始できずにここまで長期に延期になっているのは、当初から想定されていた中国競争法の基準緩和を待たずに拙速にTOBに踏み切った買い手の冒険的過ぎた失策だとも言える訳だし、無配で放置のこともあるしで価格改定必至だと思うね。