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(株)中山製鋼所【5408】の掲示板 2023/12/15〜2024/04/05

世界各国では資本主義経済で株式市場がつくられて以来、有価証券の株式市場であることを自明の理として、毎年黒字の企業は利益額(1株利益)の変動にしたがって上場企業の株価上昇額は変動しますが毎年黒字額に応じて株価は市場で値を上げて価格形成されています。
日本でも渋沢公が株式市場を設立以来明治の黎明期より株式市場は有価証券の市場として他国と同様に機能していましたがここ20年ほど日本市場でのみ前年より純資産が増加するも利益が減じると利益を出し黒字であるにもかかわらず株価を下落させるというマーケット原理からは考えられないおかしなことが起きています。
結果、2023年3月期には黒字を続ける優良株も含めて上場企業の40%超が元本の1株純資産割れとなる事態に陥っています。
東証は配当を増やし、自社株買いを行ないPBRを1倍以上にするよう通達が出していますがこれを行えば出来高等は必然的に増加しますが将来の設備投資資金等が減少し今後の収益の向上を抑える要因にもなります。
決算黒字企業の株価上昇という根本原理を変えてしまったことが東京市場の改革の原点と思います。
このまま改革が成功しない場合は日本の成長がとまる懸念さえあります。