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(株)カイオム・バイオサイエンス【4583】の掲示板 2018/07/24〜2018/10/02

FACTA 2月号 より 抜粋 

しかも彼らの保有株売却には、根拠が曖昧な情報開示が絡んでいるケースもみられる。

14年3月には実用化レベルの完全ヒトADLibシステムの構築に成功したと発表。「アライアンス契約獲得の取り組みを加速」、「知的財産権強化を進める」などと思わせぶりな内容を囃して株価はハネ上がったが、科学雑誌などへの論文発表もなければ、新規契約の獲得もなかった。同年5月に特許申請したが、後になって「想定できなかった複数の困難に直面した」として、これもうやむやになった。「複数の困難」とは具体的に何なのかについても十分な開示はない。

同システムの完成を発表する直前には、開発担当だった瀬尾秀宗氏(13年退職)が保有株を大量売却していた。

ところがカイオムは製薬会社との契約終了を発表すると、株価は一転して大きく下げた。売り材料を発表する前に根拠の薄弱な買い材料を盛大に打ち上げて「インサイダー取引にならないようにしているのではないか」(投資家)と疑うのはこのあたりだ。カイオムは「株式売却は関係諸則に基づいて行われている」と釈明するが、創業メンバーが保有株を売却する前後の情報開示が同じパターンだからだ。

14年11月に実施した22億円の増資の直前には「インフルエンザ抗体の作製に成功した」「エボラウイルス抗体の作製に成功した」と発表、株価は大きく吊り上げられる格好になった。しかしこれらも「ウイルスの型が明かされず、論文情報や学会での発表予定もなかった。仮に発表内容が事実であっても医療用としての可能性があるのか、誰にも判断できない」(同)という。

国内外の製薬会社と契約を結んで有価証券報告書に「重要な契約」と記しておきながら、その後の有報にはその記述が消えてしまうこともあったという。


怪事姿勢の異常さは明白
早く証拠をだすように
早く論文を発表するように
証拠の全くない口先だけの技術開発はあり得ない

株主に対して誠実な行動を取りなさい
過去の異常な開示を説明することなくこのまま放置は許されないでしょう