(株)キャンバス【4575】の掲示板 2023/10/21〜2023/10/23

>>2552

キャンバス公式XでもOSの中央値のカラクリのようなことは紹介されていて、
CBP501のような免疫系抗がん剤は長期の生存で差が出る場合が多く、OSの中央値だけで解析すると誤認が生じやすいので、最近はログランク検定という手法もよく使われているようです。🖐☺️


ーーーーーーーー
ー公式Xよりー
Q:例えば緑線のイメージの生存曲線の場合，一部の人に対しては劇的な生存効果を示すものの，全生存期間の「中央値」としては，灰色や青とは数字の差が表れにくいと考えます。
一般論で結構ですので，このような場合にはどのような指標で有意差を示せるのか，ご教示いただけると幸いです。

A:ご質問のように長期の生存率で差が出るような場合、最終試験での全生存期間（OS）の評価にはログランク検定という統計解析手法が使われます。
免疫チェックポイント抗体の登場以降、それまで多く使われていたWilcoxon検定よりも長期生存の評価に向いているログランク検定が標準になりつつあります。