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ネクセラファーマ(株)【4565】の掲示板 2021/11/18〜2021/11/23

>>922

前回投稿に少し間違いがあったので訂正しておきます。
今回再導出されたM4(HTL16878)は統合失調症の次世代治療薬として開発が進められています。ベストインクラス(他の既存薬に対して明確な優位性を持つ薬)となる可能性があり、ブロックバスター(売上1000億円以上)候補です。
開発途中の競合薬があるので見てみると、もっとも進んでいるのがカルナ・セラピューティクス社のKarXTで現在3相途中です。ただこの薬は選択性が少なくM1~4まで作動してしまい副作用あります。そこをM2/M3拮抗薬で押さえつける強引な造りです。(統合失調症としてはM4作動だけでよくM1もいらない)
もう一つがcerevel社のCVL-231で1相bです。これがPAMで、アロステリック・モジュレーターなので生体リガンドの少ない重度の患者さんにはあまり効果がありません。(そーせいのM4は、直接オルソステリック部位に作動するので重度の場合でもOKです)
興味深いのは、カルナ・セラピューティクス社がKarXTの2相試験の主要項目達成のIR(2019/11)から、時価総額が17億ドル(約1900億円)以上上昇した事です。cerevel社もしかり、CVL-231の1相試験の良好結果をうけ、時価総額16億ドル(約1800億円)の上昇を見せました。それだけM4作動による統合失調症の次世代治療薬に期待がある証拠です。
さてこれからそーせいのM4(HTL16878)は、どこまでそーーせいの時価総額を上げてくれるのでしょうか。