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森下仁丹(株)【4524】の掲示板 2015/04/29〜2021/11/24


ビフィズス菌が新型コロナの感染を防ぐ「新ワクチン」の仕組みとは
2020/09/12
神戸大学 森下仁丹 新型コロナウイルス ワクチン 製薬業界 バイオ医薬品 ビフィズス菌

遺伝子操作ビフィズス菌で腸の免疫を活用
将来の業績への貢献を期待

神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科の白川利朗教授を研究開発代表とするグループは、医薬品メーカーの森下仁丹<4524>と共同で、ビフィズス菌で新型コロナウイルスの感染を防ぐ、新しいタイプのワクチンの開発に乗り出した。

同ワクチンは菌体表面に新型コロナウイルスの表面にある、たんぱく質(抗原たんぱく)を作り出すように遺伝子操作した生きたビフィズス菌をシームレスカプセルに詰め込んだもので、完成すれば注射の必要ない飲むワクチンとなる。

すでに日本医療研究開発機構の「新型コロナウイルス感染症に対するワクチン開発」に採択されており、神戸大学が遺伝子操作ビフィズス菌を、森下仁丹がシームレスカプセルを担当する。

神戸大学によると「ビフィズス菌を培養するだけで簡便に大量生産が可能で、常温保存可能な凍結乾燥粉末という汎用性もある」としている。