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エーザイ(株)【4523】の掲示板 2023/12/15〜2023/12/25

エーザイの株価が本格的に上昇するのは、レカネマブが業績に貢献していることが見えてからです。なので、今度の決算発表では未だで、その次からになるでしょう。

医療者「ようやくスタート」 レカネマブ投与開始
社会・調査
2023年12月25日 19:27

アルツハイマー病新薬「レカネマブ(商品名レケンビ)」=エーザイ提供・共同
アルツハイマー病の新薬「レカネマブ(商品名レケンビ)」について、東京都健康長寿医療センターは25日、50代の女性に投与を始めたと発表した。20日に保険適用後、準備が整った医療機関から順次投与が開始されており、来年全国で本格化する見込み。

同センターによると、治療を始めたのは昨年、軽度認知障害(MCI)と診断された東京都の50代女性。検査で脳内にアミロイドベータというタンパク質がたまっていることが確認された。この日は約1時間かけて点滴を投与。女性は「やっとここまでたどり着けた」と話していたという。

同センターの岩田淳副院長は「ようやくスタートラインに立った。効果は『同じような生活が続けられているか』を重視したい」と強調した。21日には大阪公立大病院(大阪市)でも患者への投与を開始した。

レカネマブは病気の原因物質を除去することで進行の抑制を狙った初の認知症薬。エーザイと米バイオジェンが共同開発した。標準の薬価は年約298万円で、軽度認知症とその前段階であるMCIの人が対象。2週間に1回の点滴を原則1年半続ける。

臨床試験(治験)では進行を約27%遅らせる効果が示された。厚生労働省が策定した使用ガイドラインでは、投与できる施設要件として、MRI検査で副作用の有無を定期的に確認できることなどを求めている。

厚労省は治療を希望する場合「かかりつけ医から投与可能な医療機関につないでもらってほしい」としている。〔共同〕

  • >>1028

    もう一本。

    認知症高齢者らの生活支援、首相「年度内に指針策定」
    認知症
    2023年12月25日 20:04

    岸田文雄首相は25日、身寄りのない認知症の高齢者らが安心して暮らせる社会づくりに向けたガイドラインを2023年度中につくると表明した。高齢者が身元保証に関する手続きや事業者選びをしやすくするよう情報開示などを企業に求め、ガイドラインに書き込む。

    首相官邸で同日開いた「認知症と向き合う『幸齢社会』実現会議」で話した。必要な論点を整理し、24年夏ごろにまとめる経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)へ盛り込むよう呼びかけた。

    6月に成立した認知症基本法は認知症の本人や家族の意見を反映し、関連する施策の充実を促している。24年1月に施行する。25日の会議では基本法施行を見据えた対応を取りまとめ、認知症施策の基本計画の策定を進めると確認した。

    首相は「認知症バリアフリーの取り組みを進めるには企業などを含めた地域という面で取り組むことが必要だ」と説いた。

    政府は認知症患者への対応をまとめた手引の作成も進めている。保健医療福祉の分野だけでなく小売りや金融などにも広め、認知症患者が暮らしやすい環境をめざす。首相は年度内に手引づくりの工程表を作るよう指示した。

    「本人・家族の希望を聞きながら対象業種を広げ、幅広く手引が普及するよう進める」と訴えた。政府は介護離職を防ぐため仕事と介護の両立支援制度を盛り込んだ法案を24年の通常国会に提出する予定だ。

    首相は「制度や政策を充実すること以上に重要なのが企業、地域社会を含めた意識改革だ」と述べた。「認知症とともに希望を持って生きるという新しい認知症観の理解促進を本人の発信などを通じて進めるのが重要だ」と強調した。

    会議のとりまとめにはエーザイの認知症薬レカネマブの薬事承認を踏まえ、必要な医療介護体制の整備を進めると盛り込んだ。