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エーザイ(株)【4523】の掲示板 2023/07/13〜2023/07/18

以下、リリーのIRの数値より。
 全体の有効性は、下記の通り、単純比較は出来ないがLeqembiと大きな差異はないと思われる。
Combined Tau iADRS 22% 計1,263名
       CDR-SB 29% 計1,270名
以下は、リリーの明細(グループ比較)
○タウ層別
 Low-medium Tau iADRS 35% 計862名
        CDR-SB 36% 計883
 high tau CDR-SB 21% 計386
○低中タウ+早期ステージ
 Low-medium Tau + earlier disease stage
       iADRS 60% 計178
       CDR-SB 46% 計183
✳︎ 比較されたくないのか、earlier disease stageのみの数値が提示されていない。
これだけないのって、不自然すぎる、って。
それとも見落としたかなあ。
 ここで、ロイター の60%と言うのは、上記、iADRSの数値だと思われ、これは認知や日常生活動作を評価するもの。
 これに対して、Leqembiは、日常生活動作指標として、ADCS MCI-ADL を使用しているが、これが37%低下の抑制。
なお、EQ-5D-5LとQOL-ADは、それぞれ49%、56%の低下抑制。
そもそも指標が異なるので、一概に比較はできない。
 ただし、リリーのドナネカブは、全体をLow-medium Tauに絞るとiADRSが、22%から35%と1.5倍以上に跳ね上がることから、earlier disease stageだけだと、60%は、30%台後半〜40%前半になる可能性がある。
 そこで、前出の通り、Leqembiへの優位性をあまり、提示できなくなるので、earlier disease stageのみの数値を提示してないのでは、との憶測となる。
 要は、タウで絞らない限り、リスクのみ高く、有効性に差異は見られない、ということか。
 Leqembiには、データがないのか、あえて提示しないのか不明だが、amyloidを減らすという手法が同一なので、タウで絞ると同じ様な傾向となるのではと推察。
 もし、そうだとすると、効果変わらず、Leqembiの方が安全性が高い、ということになるのでは。
 まあ、そもそも5月から結果が変わる訳もなく、データの見せ方の問題。
 このあたりが共通認識になれば、Leqembi優位は変わらない・・・と思う。
 以上、あくまで、現時点での個人的見解です。当然、誤っている可能性もあります。
 株式の取引は、自己責任でお願いします。