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(株)ソフト99コーポレーション【4464】の掲示板 〜2015/04/27

経営主導権をめぐって、父娘の会長と社長が対立する大塚家具で、父の大塚勝久会長が25日、東京都内で会見を開いた。勝久氏は、3月末開催の株主総会で自身が社長に復帰し、経営安定化を目指す株主提案を説明した。また、長女の大塚久美子社長の退任を求めた。
会見の冒頭、勝久氏ら登壇者6人に続き、部長クラス8人が並ぶ。司会から、部長8人は「危機的な状況を憂慮し、大塚久美子社長の退任を求めている」との説明があった。「騒ぎが大きくなる中で、大塚家具の企業価値が毀損している。久美子社長には理性的な判断を期待することで、この間、私は沈黙を貫いていた」。 勝久氏のあいさつに続き、池田真吾上席執行役員総務部長が、株主提案の理由などを説明。久美子氏にコンプライアンス上の問題があったことや、現役社員の多くが久美子氏の退任と勝久氏の経営復帰を求めていることを強調した。
この後、報道陣との一問一答が始まった。
--久美子氏と経営方針の調整はできなかったのか。娘への思いは。
勝久氏「何を言っても聞き入れられなかった。社員が一番よく知っている。本来は親子が理解しあえなくてはいけない。(株主提案まで)時間がかかったのは事実。仲良くやっていきたいし、今朝の取締役会まで何とかならないか、努力した。本来は私からこういうことはいいたくないし、非常に残念」
--今後の親子の間柄は。久美子氏の処遇については
勝久氏「会社への復帰は無理だ。社員がこれだけ参加している。社員は裏切れない。ただ、親子だから何らかのことはできる。今日が始まり。子供とは(親子の関係は)修復できるが、社員とは(信頼関係を失うと)修復できない。私は社員に賭けた」
--久美子さんを社長に選んだのは勝久会長だが
勝久氏「娘は、私のやることの半分は反対してきた。反対するのは会社のことがよくわかっているからだと思っていた。しかし、それが間違っていた。社長に選んだことが私の唯一の失敗だ。それ以外は私は失敗していない。経営者としては失敗はなかったが、親としては(久美子氏を社長にして)間違った。残念だ」