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アステリア(株)【3853】の掲示板 2023/08/09〜2023/09/15

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のん 強く買いたい 2023年8月12日 08:33

第1四半期決算短信、説明書類、説明会動画見ましたが、まずまずの結果でしたね。


2019年に13億円で購入したgorilla technologyの株式(GRRR)の評価額が6月末日で21億円程度になり、3月末日の評価額(47億円程度)との差額を計上した事により、見かけの利益は赤字となっていますが、本業の売上9.29億円、営業利益(原価と販管費を差し引いた額)1.86億円は、まずまずといった結果。純粋な第1四半期のみの利益としては、創業以来最高の利益のはずです。


第1四半期の売上9.29億円で、昨年対比16%伸びたとはいえ、今期売上目標の45億円を達成出来るかは微妙ではありますが、例年第1四半期は多少売上が少ないので残りの3四半期で達成して超えてほしいものです。


今回、四半期で売上は1.26億円伸びていますが、逆に売上原価は減っている事は凄く良い事だと思います。販管費も昨年と同程度なので、売上の伸び分+原価が減った分が、本業の利益1.86億円に貢献したという事でしょう。


前期2年間は、gorilla technology上場による未実現評価益を背景にして、本業の利益を使い大きな投資をした訳で、2年間で広告宣伝費を10億円使い、30人以上社員を増やした訳です。2年前、決算上は過去最高の営業利益でしたが本業の方は販管費負けして大赤字、昨年期は赤字では無いが利益も出ていない程度だった訳ですから、今期の出だしはまずまずの結果だと思います。


平野社長は、今期は中経締めの年なので売上を伸ばし利益をしっかりと計上する決算をだすと言われていたので、販管費は増えないはずです(今期は人員も大きく増やさないはず)。


となると、今期は売上高の結果次第で本業の利益が決まってきます。第1四半期での経費7.5億円程度×4期分の30億円程度が今期かかる経費と予想出来るので、第1四半期の結果のみで考えれば、今期は通期売上が38億円であれば営業利益8億円、最終利益5〜5.5億円相当と想定出来ますが、今回はしっかりと売上を伸ばして、売上45億円を達成して本業の営業利益が15億円位になる様に、必死で取り組んで達成してもらいたいものです。

今迄は、買収先のアーンアウト費用、広告費の負担、売上の伸びが少ない無い事で、販管費負けして利益を出せなかったアステリアでしたが、今期はしっかりと売上と本業の利益を上げて良い業績を残してほしいものです。

以上は、適当な予想と感想ですが、まあまあの決算だったと思いますよ。