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(株)サンテック【1960】の掲示板 2018/11/09〜

昨年12月に公表された「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」
https://ssl4.eir-parts.net/doc/1960/tdnet/2370372/00.pdf
だが、定性的な話ばかりで、株主から見て重要な話は、以下の2点だけだった。

政策投資株式の保有見直し
・政策投資株式の保有意義等の検証結果に基づき、政策投資株式の売却を進め、その売却資金を所有不動産の有効活用に充てるなど、効率的な投資に変換していく。

株主還元
・「当期純利益の範囲内において株主還元原則100%」という従来の考え方から脱却し、自己株式の取得及び配当還元により、株主還元を行う。

このうち、政策投資株式の保有見直しについては、ここ数年は赤字の穴埋めに使われている感が無きにしも非ずだが(苦笑)、実行に移されている事は間違いない。

問題は、株主還元の方だ。以前にも投稿したが、

>「当期純利益の範囲内において株主還元原則100%」という従来の考え方から脱却

というのだから、DOEを導入する際の障害は無い筈だ。

「当期純利益の範囲内において株主還元原則100%」なのであれば、DOEで算出される配当額がEPSを上回って「タコ配」になる恐れがあるから導入できない(したくない)、という言い訳も有り得たが、この考え方から脱却するというのだから、配当の予見可能性を高め、株価を少しでもPBR1倍に近づける為に、DOEを導入すべきだろう。

そして、DOEの水準として、最低限2%は必要だから、DOE2%から始めるべきだ。DOE2%だと、現状では37円程度の配当だから、当社の財務状況を考えれば問題無く支払えるレベルだ。

普通の企業の様な収益力が付いてきたら(早くそうなって貰わないと困るが)、2%台後半、或いは3%といったDOEの水準を目指すべきだが、まずは最低水準の2%で構わないと思う。DOEを導入する事が重要だ。