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(株)INPEX【1605】の掲示板 2022/05/05〜2022/05/07

軽く調べてみました。

エクソンの2021年末の確認埋蔵量を原油換算で表すと185億バレル
INPEXのそれは36億バレルです。
185÷36⁼5.138

エクソンの天然ガスを含む原油換算での生産相当量8.35億バレルで
INPEXのそれは2.2億バレル
8.35÷2.2⁼3.79

エクソンの時価総額は49.7兆円でINPEXのそれは2.2兆円
49.7÷2.2⁼22

埋蔵量と生産量の大きさとそのバランスを考えてみると、両者の技術力の差が大きく配当利回りがエクソンの方が少し高いとしても、時価総額で22倍の差があるとは思えません。利回り増加の余地は明らかにINPEXが多いです。

新たに石油や天然ガスを発見して生産したくても、欧米のエネルギー会社はESG関係の株主や団体からの圧力で銀行などから資金調達がうまくいっていません。かりに今からうまくいったとしても5年~10年はかかるものなので、世界で消費量が増えることとの絡みで今後需給ギャップが生まれる可能性が高いと言われています。
エクソン以外の石油メジャーの多くは、化石燃料から代替エネルギーにシフトしており、原油での生産と埋蔵量のレシオが7年程度まできているメジャーもあります。
そう考えるとINPEXは資金調達にも困っていないし、生産量と埋蔵量のレシオもいいし、割安に見えるので上昇余地があるかもしれません。

また資源国のサウジとアメリカの関係も冷え込むなど、アメリカの増産要請に素直に応じない構図もできてきています。(リベラル政権の脱化石燃料政策は産油国にとっては死んでくれっていうのと同じですから関係悪化は必然です)

意識高い系のエリートの方々の採用した性急すぎるESG政策は、ソ連の計画経済や中国の大躍進政策を思わせますが、そのツケを高い電気代やインフレなどで一般国民が払わされる展開が予想されます。
INPEXは投資家がグリーンインフレを越えるには、かなり良い乗り物かもしれませんね。

  • >>761

    HIT様
    1,するどい指摘ですね。
    エクソンモービルが見ているのは欧米の大手5社(シェブロン、シェル、
    BP、と立つ)。エクソンから見て、INPEXは、同業とは、
    見ていないと思うのですが、実力十分の会社だと思っています。
    国が2割出資している国策会社であり、インドネシアの天然ガス、
    サウジアラビアの石油の利権など、部分的には、エクソンモービル
    に負けない利権があります。
    また、エクソンモービル株は、大変割高なのですが、INPEXは
    劇的に安く評価されています。

    *できれば、500円台から投資すれば、投資としても十分
    採算があったと思います。
    MKURIBAも、他の株が売却できたら、今からでも
    参戦したいです。頑張れ、INPEX