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中外鉱業(株)【1491】の掲示板 2024/03/12〜

 一グラム3万円時代の到来でいよいよ日本の金山復活も現実味を帯びてくる。もともと日本から金が枯渇したわけでもなく、ただ商業ベースで採掘しても採算があわなくなっていただけだ。長らく続いた一グラム1000円時代では菱刈級の品位がないと採掘しても商売にならないと言われていた。菱刈金山は野球に例えれば大谷翔平、閉山休山中の金山は万年2軍暮らしで戦力外通告の選手みたいなものだ。そのクラスの選手でも再び戦力として期待されるのが金価格が桁違いに高騰した時代だろう。具体的な品位でいえば金鉱石トンあたり1グラムを遥かに下回るレベルでも十分採算ラインに乗ることを意味する。世界的にも新たな金山発見がますます困難となっており、外国勢が血眼になり金脈を探しているのが実情だ、自らの足元に眠るお宝に無頓着な日本人が外資の貪欲さと狡猾さにどのように対抗していくのか、それともなす術もなく敗れ去るのか。中外鉱業の株価の低迷が日本の地下資源の将来を暗示しているような気がしてならない。