ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

SPDRゴールド・シェア【1326】の掲示板 2024/04/14〜

長期で減価していく1326は、現物よりもインフレヘッジ能力が低いです。

目論見書には書いていませんが、ワールドゴールドカウンシルの商品説明書にあることとして

>1口当たりの金の量は、当初の金1オンスの10分の1から、時間の経過とともに減ることになります。信託費用は金の売却によって充当されるため、1口当たりの金の量(1口当たりのオンス)は徐々に減少します。

>各本受益権は、当初金1オンスの10分の1を表章しますが、時間の経過とともに減少します。1口当たりのオンスにおける減少は、本信託の純資産価値に反映されます。

実際、2008年の設定時から、8%ほど減価しています。
目論見書では信託報酬は0.4%となっていますが、実際には0.5%に近い。
半世紀で24金が18金未満になるようなものです。

信託報酬と貸金庫費用を比べると、よほど少量の購入でない限り貸金庫のほうが安い。貸金庫にしまった現物は、カラット数が落ちない。
したがって、現物を貸金庫というのが原則となるかと思います。

此方が役に立つのは
・信用取引(私はやりません)
・株やインデックスファンドの暴落が近く予想され、円安が続き、金上昇が見込まれる、という条件がそろったときに、数年間だけ株式等から資金を避難させる
・金を長期保有する意思がない
という場面かと思います。