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(株)オプティマスグループ【9268】の掲示板 2024/05/16〜2024/05/27

  • >>173

    検疫検査は輸出入における中間工程であって、車両販売ビジネスのキモは安く仕入れることと高く売ること(車両の価値が非常に高いため)。
    逆に言えば、会社組織や技術によって差別化する余地が少ない(だからビッグモーターは高収益のためにアレなことをせざるを得なかった)。
    そうすると買収の目的は規模の経済の追求しかなくなるけどそれは単に大きくなってるだけでコスト削減によって多少EPSが向上する程度の効果しかない。

    オプティマスの輸出入セグメントは日本での車両買取から海外での販売まで一貫して行っているからグループ化によるコストメリットはある。
    それでも売上・利益ともに全体の20%程度(2025計画)なので、EPSへの寄与は小さい。
    検査に100万円かかるならともかく10万円もしないだろうしそれを買収したところでコスト削減効果は1台数万円だから当然。
    検査の売上は全体の2%、利益は12%(2025計画)と小粒だし、翌年の目標は減益なので法的に必須だから伸びるというわけでもなさそう。

    他のセグメントは点でのビジネスなので、うちで検査したら船賃も安くしますよなどのメリットがない限りグループ外の需要を大きく取り込めないけどIR資料からはそれを読み取れない。
    そうすると各セグメントをバラバラに運営することになるからコスト削減以外のシナジーないんじゃないの?そしてそれは大した効果ではないんじゃないの?というのが私の意見です。
    これ以上の分析は数字をベースにしないと無理かな。