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(株)ispace【9348】の掲示板 2024/04/25〜2024/05/03

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buumoe 強く買いたい 4月27日 06:02

「われわれが月を目指した理由は、そこに〝水〟という資源がある可能性が高いとわかったからです」

そこで注目したのが〝月の水〟です。月に水が存在するなら、その水を電気分解することで酸素と水素を作り出すことができ、それらは人類が月で活動するために必要なだけでなく、宇宙船の燃料として活用できる。

現在、着々と準備を進めているミッション2にもすでに複数の顧客がいるようだ。

「ミッション2では、ランダーの上部に格納したマイクロローバーが、月面着陸後に展開機構を用いて月面へ着地しレゴリス(月の砂)を採取する計画で、そのレゴリスの所有権をNASAに譲渡する契約を結びました。

ローバーに搭載するレゴリスを採取するスコップに関しては、スウェーデンの重機メーカーであるエピロック製を使用する契約を結んでいるほか、高砂熱学工業の月面用水電解装置や、月面環境での食料生産実験を目指したユーグレナの自己完結型モジュール、台湾の国立中央大学宇宙科学工学科が開発する深宇宙放射線プローブ、バンダイナムコ研究所のGOI宇宙世紀憲章プレートなどをispaceのランダーで月面へ輸送する予定です」

これと並行して、冒頭にも紹介した月・火星探査を目指すNASA主導の国際プロジェクト「アルテミス計画」でも、アメリカのドレイパー研究所と共に「CLPS」と呼ばれる商業月面輸送サービスで、月の裏側への物資輸送を担うことが決まっており、新型の月着陸船「APEX1.0」はispaceがアメリカに開設したU.S.本社で開発中。

さらに、経済産業省が公募した「中小企業イノベーション創出推進事業」でも、宇宙分野の「月面ランダーの開発・運用実証」というテーマでispaceが5年間、最大120億円の助成対象に選ばれ、今後ペイロード(顧客の貨物)100㎏以上の次世代ランダーの開発にも着手する予定だ。袴田氏は「将来的には500㎏を目指したい」と話す。それほど月への輸送が重要になってくるのだ。


tps://news.yahoo.co.jp/articles/da4202318c7eb076eb2b4ced3a8443a61e1e0228?page=4