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(株)建設技術研究所【9621】の掲示板 〜2015/04/08

インフラの老朽化、五輪、震災復興等、この会社には追い風が吹いており、今年度はROEも倍増するのではないかと期待しております。が、財務諸表を見ていますと、未成業務支出金の流動資産に占める比率が大きすぎるのではないかと気になります(中には回収できないもの出てくる可能性がありますので)。この点、問題ないのでしょうか?
もうひとつ、キャッシュフロー計算書の投資キャッシュフローの額が低すぎるように思いますが、サービス業のこの会社の特性として、こんなものと思ってよろしいのでしょうか。よろしくお願い致します。

  • >>1664

    未成業務支出金は、既払いの人件費・外注費・経費などで進捗(あるいは完成)基準をとっているため費用計上せず流動資産に計上しているもの。
    対応する未成工事受入金(ほとんど国、県、<有価証券報告書による>)が流動負債に未成業務支出金を上回る額で計上されている。これは契約払い・中間払いのみで完成時払いをまだ含んでおらず、完成工事の売上全額ではない。
    この会社は人的資産(コンサルタント)で収益をあげる会社で、キャッシュフローが物的設備投資に向かわないのは当然。純資産の大半は現預金・有価証券で実質無借金。
    キャッシュのストックは仕事が少なくなるかもしれない時代への準備金として保持する以外に使い道を考えるとすれば、M$Aかな?