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中国電力(株)【9504】の掲示板 2024/05/01〜2024/05/15

沸騰水型原子炉(Boiling Water Reactor、BWR)の再稼働は、未だ我が国では1基も成し遂げられていない。
原子力規制委員会の審査の認可も、安全性を高める為の追加工事も遅れている。

何故にBWRの再稼働には慎重なのか?

BWRでは、原子炉の炉心で核燃料棒に接触した水の蒸気を、ダイレクトに炉外の発電タービンに導くことから、
タービンや復水器、蒸気配管などが放射能汚染され、漏れの点検や対策をすべき箇所が多いからなのです。

発生する放射性廃棄物も加圧水型原子炉(PWR)より多くて、作業員が受ける放射線量も当然多いのです。

PWRは西日本に多く、関電と九電とか、再稼働をいち早く再稼働する為の競走をした事も、PWRの再稼働が進む一因になりました。

一方で東日本に多い沸騰水型原子炉(BWR)の再稼働が進まながったのは、リードすべき東電がシッカリしていなかった事と、BWRの構造上の問題だけでなく、偶然ながらもBWRの原発の近くには、新たな疑わしい活断層が見つかったりしている事なのです。

そんな事も有り、BWRとしては一番目に再稼働しそうだった中国電力の島根原発2号機が注目されていました。

しかし、この夏の再稼働の予定が冬に延期されてしまいました。

中国電力(株)【9504】 沸騰水型原子炉(Boiling Water Reactor、BWR)の再稼働は、未だ我が国では1基も成し遂げられていない。 原子力規制委員会の審査の認可も、安全性を高める為の追加工事も遅れている。  何故にBWRの再稼働には慎重なのか?  BWRでは、原子炉の炉心で核燃料棒に接触した水の蒸気を、ダイレクトに炉外の発電タービンに導くことから、 タービンや復水器、蒸気配管などが放射能汚染され、漏れの点検や対策をすべき箇所が多いからなのです。  発生する放射性廃棄物も加圧水型原子炉(PWR)より多くて、作業員が受ける放射線量も当然多いのです。  PWRは西日本に多く、関電と九電とか、再稼働をいち早く再稼働する為の競走をした事も、PWRの再稼働が進む一因になりました。  一方で東日本に多い沸騰水型原子炉(BWR)の再稼働が進まながったのは、リードすべき東電がシッカリしていなかった事と、BWRの構造上の問題だけでなく、偶然ながらもBWRの原発の近くには、新たな疑わしい活断層が見つかったりしている事なのです。  そんな事も有り、BWRとしては一番目に再稼働しそうだった中国電力の島根原発2号機が注目されていました。  しかし、この夏の再稼働の予定が冬に延期されてしまいました。