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(株)エヌ・ピー・シー【6255】の掲示板 2024/04/02〜2024/04/12

ペロブスカイト太陽電池の動向
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ペロブスカイト太陽電池は、主要材料であるヨウ素が国内で調達可能であるという大きな利点もあり、648億円の開発事業予算が投入されるなど、政府によって後押しがされています。加えて、岸田首相も「2025年に実用化を目指す」と発表しています。
ペロブスカイト太陽電池には耐久性などの課題点がありますが、現在岡山大学の研究チーム等によって電池の安定性を向上させる研究が進んでいるほか、積水化学工業株式会社も2025年までに20年相当の耐久性を実現する方針を発表しています。また、同社社長は2030年までに年数十万平方メートル量産の方針も本年3月のメディア取材で語っており、太陽電池業界の更なる躍進が期待されます。
当社は装置メーカーの立場として、ペロブスカイト太陽電池を製造する太陽電池メーカーにアッセンブリーするための製造装置を提供しています。提供している製造装置は各社それぞれのオーダーメイド製品であり、長年当社が太陽電池業界で培った技術やノウハウを活用しています。現時点ではペロブスカイト太陽電池は実用化に向けた研究・実証段階なので、足下で大きな市場とはなっておらず量産化にはあと数年は必要と考えられます。したがって当社の中期経営計画にも大きな金額は織り込んでいませんが、既に複数社から合計数億円規模の開発装置を受注しており、今後の市場拡大を見込んでいます。

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お知らせ(決算発表日等)
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2024年8月期第2四半期の決算発表は4月10日(水)15時台を予定しています。
また、4月12日(金)には決算説明会資料を開示する予定です。

  • >>96

    結局、量産もできるけど、今の結晶系太陽電池と比べると、同じくらいのコストで作ろうとすると10年間の出力保証なんてとても出来ないというのが今の現実。
    結晶系の出力を上げるにはガリウムを混ぜれば電圧は上がるし出力も上がるけど、破棄する時の費用が絶望的に高くなる。まあこれはソーラーフロンティアのパネルにも言えることだけど、ガラス面を削ってガリウムの部分を除去するらしいね。廃棄コスト大丈夫ですか? って気になるけど。

    何かもう割り切って駄目になったら捨てるくらいの太陽電池にしても良いと思いますけどね。パソコン用の液晶モニターが割れたり壊れたら買い替えるくらいのイメージですよ。その代わり、今まで設置出来なかったとんでもない場所に付けられるとか、色々と発想はあるはずです。

    ペロブスカイトが次世代の夢のパネルのように言われますけど商用利用が夢のレベルです。

    ただ、イノベーションというのは突然やってきます。ガラス基板に塗布するペロブスカイトは無難なのでしょうけど、作る意味はあまり無いですよ。究極はフイルムを使った超軽量タイプ。日本の高温多湿な環境で使えるなら、フィリピンは台風が強いから駄目ですけど、東南アジアでブレイクするでしょうね。2025年からペロブスカイトはFIT単価は10円以上上乗せされるらしいですから、何処かのメーカーは製造の目処は付いているはずです。私は勝手に積水ではないと思っていますけどね。