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(株)エヌ・ピー・シー【6255】の掲示板 2024/04/02〜2024/04/12

>>96

結局、量産もできるけど、今の結晶系太陽電池と比べると、同じくらいのコストで作ろうとすると10年間の出力保証なんてとても出来ないというのが今の現実。
結晶系の出力を上げるにはガリウムを混ぜれば電圧は上がるし出力も上がるけど、破棄する時の費用が絶望的に高くなる。まあこれはソーラーフロンティアのパネルにも言えることだけど、ガラス面を削ってガリウムの部分を除去するらしいね。廃棄コスト大丈夫ですか? って気になるけど。

何かもう割り切って駄目になったら捨てるくらいの太陽電池にしても良いと思いますけどね。パソコン用の液晶モニターが割れたり壊れたら買い替えるくらいのイメージですよ。その代わり、今まで設置出来なかったとんでもない場所に付けられるとか、色々と発想はあるはずです。

ペロブスカイトが次世代の夢のパネルのように言われますけど商用利用が夢のレベルです。

ただ、イノベーションというのは突然やってきます。ガラス基板に塗布するペロブスカイトは無難なのでしょうけど、作る意味はあまり無いですよ。究極はフイルムを使った超軽量タイプ。日本の高温多湿な環境で使えるなら、フィリピンは台風が強いから駄目ですけど、東南アジアでブレイクするでしょうね。2025年からペロブスカイトはFIT単価は10円以上上乗せされるらしいですから、何処かのメーカーは製造の目処は付いているはずです。私は勝手に積水ではないと思っていますけどね。