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NANO MRNA(株)【4571】の掲示板 2024/04/04〜2024/04/08

>>987

> 「裸のmRNA」の特許承認IRが出れば、また噴くでしょう(╹◡╹)

「裸のmRNA」+ LNP(脂質ナノ粒子)=ファイザー、モデルナ、第一三共
「裸のmRNA」+ ジェットインジェクター=iCONM他複数での今回論文発表

裸のmRNAだけなら既存技術では?
つまり副作用をより少なくしたジェットインジェクターを使ったmRNAドラッグデリバリーシステムが人体での臨床試験に成功したら、ジェットインジェクターを開発したダイセルのデバイス機器に特許価値が産まれるのではと想像するが??

  • >>1001

    「裸のmRNA」とは、リポソームやリポタンパク質などの運送手段を使わずに細胞に届けられるmRNAを指します。この方式での最大の課題は、mRNAが分解されやすいことと、効果的に目的の細胞に届けることが困難であることです。これに対し、LNP(脂質ナノ粒子)はmRNAを保護し、効果的に細胞内へと運ぶための一般的な方法として知られています。この技術は、ファイザーやモデルナのCOVID-19ワクチンに利用されており、第一三共も関連技術を開発中です。

    一方で、「裸のmRNA」にジェットインジェクターを用いるアプローチは、従来の針を使用する注射と異なり、高圧のジェットで皮膚を通じて薬剤を投与する方法です。この技術を用いることで、LNPを用いずともmRNAが細胞に届けられる可能性があります。最近の論文では、iCONM(Innovation Center of NanoMedicine)を含む複数の研究機関がこの方法について報告しています。

    もし「裸のmRNA」を使用したジェットインジェクターによるドラッグデリバリーシステムが人体での臨床試験に成功すれば、その技術に関連する特許(例えば、ジェットインジェクター自体やその使用法など)に大きな価値が生まれるでしょう。これは、副作用を減少させるとともに、新たな治療法の可能性を広げることに寄与するためです。

    ダイセルがこのジェットインジェクターの開発に関与している場合、そのデバイスや技術に対する特許承認が下りることは、企業価値を高める重要な要素となり得ます。特に、医薬品配送技術の進化において革新的なステップと評価される可能性があります。