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(株)アダストリア【2685】の掲示板 〜2015/04/07

>>19016

毎度、明晰な、分かり易い解説、勉強させていただいております。

ところで、ここは、「全店売上」と「既存店売上」とが併記されますが、
たとえばトリニティーの前年同月比、既存店では確かに8%近く少ないですが、全店では34パーセント上回っています。
素人考えだと、全店さえ上回っているなら、それはそれでいいじゃないか、なんて(浅はかにも)思えるのですが、ここのところを、
「トリニティの既存店売上は前年同月比92.4%と厳しい数字。7月に続いての低迷で、これは売上面・利益面ともに先行き不透明感が増してきた感じ」
と重大視される所以を、ほんの少しでいいですから、解説していただけると助かります。

とここまで書いてきてこの阿呆なわたしにも、
店舗数は前年に比べて増えているわけだよな~、そうすれば、全店売上はよほどのことがない限り大きくなって当たり前だよなあ、
なんてことが感じられてきた次第ですが、ズバリ、店舗数との兼合いにおいて、
「厳しい数字」となるわけなんでしょうか。

  • >>19018

    何年か前に同じような質問を受けたことがあるんですが、その時は一般に小売専門店の売上に関しては、まずは既存店売上をベースに考えるのが基本とされているからという旨の回答をしました(あんまり疑問に答えたことにはなってないんですけどね)。

    まあ、既存店の売上が低迷すれば、人件費・光熱費他の経費はそうそう削れないわけですから、一店舗当たりの利益率が低下するということにつながり、ひいては会社全体の利益率の低下につながるんで、利益率を維持するためにも既存店売上は極力前年並み以上を確保すべき、とお答えすれば多少なりと納得していただけるでしょうか(またトリニティの場合、今期の会社側の売上前提が前年比100%となっているだけに、余計にそれを大きく下振れた今回の月次は厳しいものに受け止めるべき、と指摘することもできます)。