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No.5
(昨年末との比較) タスキ /…
2024/05/18 07:00
(昨年末との比較)
タスキ / 595 → 599(+0.6%) グロース / 706.41 → 632.98(▲10.3%) 日経平均 / 33464.17 → 38787.38(+15.9%) TOPIX / 2366.39 → 2745.62(+16.0%) ナスダック/ 15011.35→ 16685.96(+11.1%) ダウ / 37689.54 → 40003.59(+6.1%) S&P / 4769.83 → 5303.27(+11.1%) (タスキ直近4週間騰落率)+0.1% +4.4% → ▲1.6% → ▲1.3% → ▲1.2%
(グロース直近4週間騰落率)▲0.9%
+0.9% → ▲0.3% → +1.1% → ▲2.7%
(タスキHD各種指標) EPS:73.24円 BPS:330.77円 1株配当:30円 株価:599円 PER:8.17倍 PBR:1.81倍 配当利回り:5.00% *EPSは統合前会社予想を単純合算。
*のれんは11億円10年償却、税率35%と仮定。 *BPSは12月末時点を単純合算。 *1株配当は期末配当予想の倍。
再度配当利回りが5%を超えました。
グロースは年初来2桁を超えるマイナスとなり、また不動産業も月曜日の日銀国債買い入れ減額発表により、プラス圏だった月足が全33業種中最下位まで急落しました。
その中においてはタスキは底堅く推移しているものの、中期経営計画の発表を本決算まで先送りしたことで上昇要因がなくなり、オーラ買収発表による株価上昇分が、発表時は597円でしたが、全てリセットされてしまいました。
大型買収発表の際には、業績貢献が見えるまで期待がもたず窓埋めすることはよく起こる現象ではありますが、一方で業績として見えてこれば多くの場合その時点から株価が上昇を始めます。
新日本建物およびオーラと初めての連結決算となる8月の3Q決算。まずはそこをじっくりと見据えながら、今期業績修正、来期予想および中期経営計画が同時に発表される注目の本決算までじっくり待ちたいと思います。 -
No.555
(昨年末との比較) タスキ /…
2024/05/11 09:02
(昨年末との比較)
タスキ / 595 → 606(+1.8%) グロース / 706.41 → 650.23(▲7.9%) 日経平均 / 33464.17 → 38229.11(+14.2%) TOPIX / 2366.39 → 2728.21(+15.2%) ナスダック/ 15011.35→ 16340.86(+8.8%) ダウ / 37689.54 → 39512.84(+4.8%) S&P / 4769.83 → 5222.68(+9.4%) (タスキ直近4週間騰落率)▲2.5% ▲3.9% → +4.4% → ▲1.6% → ▲1.3%
(グロース直近4週間騰落率)▲5.4%
▲7.1% → +0.9% → ▲0.3% → +1.1%
(タスキHD各種指標) EPS:73.24円 BPS:330.77円 1株配当:30円 株価:606円 PER:8.27倍 PBR:1.83倍 配当利回り:4.95% *EPSは統合前会社予想を単純合算。
*のれんは11億円を10年償却、税率35%と仮定。 *BPSは12月末時点を単純合算。 *1株配当は期末配当予想の倍。
決算説明会動画がリリースされました。
(決算説明会の主な内容)
•新卒採用を実施
•エンジニアはフリー含めて15名
•タスキの社長に村田前会長が就任
•オーラののれんは12億円程度
•TOUCH&PLANは1,000ユーザーをターゲット
•TOUCH&PLANは建築分野をターゲット
•ZISEDAIの損益分岐点は100社
•ZISEDAIは黒字化する来期より連結予定
•利益率低下の主因である用地販売の原価率が改善
•オーラ買収で富裕層への直接アプローチが可能に
•団塊ジュニア世代の相続物件が仕入ターゲット
興味深い内容が続きました。とりわけ、村田前会長がタスキの社長にカムバックされたことは心強く感じます。村田社長はタスキの創設者であり有能な方と認識していますが、まだ56歳であり、これからもグループの中で力を発揮していただきたいと感じていました。
持株会社のもとに3社がぶら下がる体制となり、柏村社長にはグループ全体を俯瞰した経営が求められますが、柏村社長は44歳とまだまだ若く、56歳の新日本建物近藤社長およびオーラ創設者として経験豊富な横山社長に並んで村田社長がタスキ社長に就任したことで、3社それぞれに経験豊富なマネージャーが存在することとなり、チャレンジングな社風を継続しながら、経営の安定性が大きく高まるものと考えられます。
(昨年5月10日との株価比較)
タスキ / 453 → 606(+33.7%)
グロース / 752.42 → 650.23(▲13.5%)
TOPIX / 2085.91 → 2728.21(+30.7%)
直近では株価がやや伸び悩んでいるものの、年間では市場を大きくアウトパフォーム、絶好調のTOPIXをも上回っており、昨年9月と今年3月合わせて利回り6%を超える 28円の配当も受けています。
昨年3月に公募増資をしていますので、中長期ホルダーとしては、短期的な株価対策にしかならない自社株買いや配当性向引き上げ、優待新設ではなく、また小手先のIR活動に頼るのではなく、来期以降、さらには中期経営計画の目標年度となる3年後に株価が大きく上昇するような、インオーガーニック戦略や成長投資といった株価対策、およびその夢あるビジョンを株主が共有できるようなIR活動に期待したいと思います。 -
No.491
(タスキ•新日本棚卸資産残高推…
2024/05/09 18:10
(タスキ•新日本棚卸資産残高推移)百万円 20.3Q / タ3084 + 新15003 = 18087(17%) 20.4Q / タ2554 + 新13849 = 16403(18%) 21.1Q / タ3657 + 新15347 = 19004(23%) 21.2Q / タ3718 + 新14692 = 18410(20%) 21.3Q / タ5123 + 新15596 = 20719(24%) 21.4Q / タ5981 + 新12893 = 18874(31%) 22.1Q / タ6612 + 新16531 = 23143(28%) 22.2Q / タ5172 + 新11962 = 17134(30%) 22.3Q / タ5788 + 新13113 = 18901(30%) 22.4Q / タ7166 + 新 - 23.1Q / タ7346 + 新 - 23.2Q / タ8111 + 新16890 = 25001(32%) 23.3Q / タ8712 + 新16410 = 25122(34%) 23.4Q / タ9341 + 新13312 = 22653(41%)
24.1Q / タ11430 + 新15922 = 27352(41%)
24.2Q / タ13620 + 新19125 = 32745(41%)
※ - は新日本建物連結決算。
タスキと新日本建物の合計棚卸資産残高およびその中でのタスキの占める割合の推移になります。
タスキの高成長により徐々にタスキの占める割合が高まってきてはいますが、いまだ過半数は新日本建物のアセットが占めています。また、タスキのアセットも中規模であるリファイニング事業の占める割合が増えてきており、今後は単一セグメント化に伴い、タスキ以上の高成長企業であるオーラも併せ、小規模、中規模、大規模でのアセット再編成が行われるものと考えられます。
来期に向けて順調な資産積み上げが進むタスキホールディングス。年率+30%を超える増加幅となっており、来期の高成長継続に期待がかかります。 -
No.425
(新日本•販管費率推移)百万円…
2024/05/09 06:31
(新日本•販管費率推移)百万円 21.1Q / 売3564 / 販356 / 率9.9% 21.2Q / 売3936 / 販295 / 率7.4% 21.3Q / 売1379 / 販300 / 率21.7%
21.4Q / 売6915 / 販461 / 率6.6% 22.1Q / 売4134 / 販444 / 率10.7% 22.2Q / 売7341 / 販589 / 率8.0% 22.3Q / 売421 / 販244 / 率57.9% 22.4Q / 売7572 / 販658 / 率8.6% 23.1Q / 売829 / 販323 / 率38.9% 23.2Q / - 23.3Q / - 23.4Q / - 24.1Q / 売8157 / 販532 / 率6.5% 24.2Q / 売9586 / 販580 / 率6.0%
24.3Q / 売2907 / 販368 / 率12.6%
24.4Q / 売5152 / 販463 / 率8.9% ※ - は連結決算。
(新日本•棚卸資産残高、仕入推移)百万円 21.1Q / 棚15003 / 仕1269 21.2Q / 棚13849 / 仕2168 21.3Q / 棚15347 / 仕2500 21.4Q / 棚14692 / 仕4921 22.1Q / 棚15596 / 仕4083 22.2Q / 棚12893 / 仕3134 22.3Q / 棚16531 / 仕3931 22.4Q / 棚11962 / 仕1920 23.1Q / 棚13113 / 仕1874 23.2Q / - 23.3Q / - 23.4Q / 棚16890 / - 24.1Q / 棚16410 / 仕6033 24.2Q / 棚13312 / 仕5034
24.3Q / 棚15922 / 仕4856
24.4Q / 棚19125 / 仕7545 ※ - は連結決算。
※ 仕入=期末在庫-期首在庫+原価
2Q決算発表がありました。
タスキは営業利益率が10%台半ばまで回復し、売上高、利益ともに期初計画を上回る好決算となりました。一方、新日本建物は売上高ベースでは計画値を+9.0%上回ったものの、営業利益ベースでは▲2.0%下回っており、3Qまでの進捗率から考えるとやや期待外れの結果に終わりました。
先行指標である棚卸資産残高は両社併せて327.45億円に達しており、QonQで+19.7%、YonYで+30.9%の大幅増となりました。
今回の決算では、中期経営計画が11月の本決算と併せての発表となること、またプライム上場は今から2年4ヶ月後となる2026年9月を予定していることも発表され、今後のおおまなかスケジュール感が提示されました。
統合費用については、タスキは1QでPLに計上していた費用を一時的にBSに振り替えたことで、2Q累計では統合費用を計上しておらず、3Qで2.3億円の費用計上を予定しています。また、新日本建物は2Qまでに0.56億円を費用計上しています。
SaaS事業については2Q末時点で61社にTASUKI TECH LANDが導入されており、期末100社に向けて順調に推移しています。また、TOUCH&PLANについては、投資用マンションディベロッパーをメインターゲットとして、外部事業者へ向けたリリース準備が進められています。
オーラ買収の影響が大きいとは思いますが、中期経営計画の発表は直近で経営統合した銘柄としては最も遅いスケジュールとなるため、株価への業績の折り込みについても相当時間がかかることが想定されます。一方で、業績は順調に推移しているため、まずはオーラの業績が上乗せされる3Q決算、およびのれん等の確定による業績修正を待ちたいと思います。 -
No.424
(タスキ•棚卸資産残高、仕入推…
2024/05/09 06:31
(タスキ•棚卸資産残高、仕入推移)百万円 20.3Q / 棚3084 20.4Q / 棚2554 / 仕963 21.1Q / 棚3657 / 仕2525 21.2Q / 棚3718 / 仕1598 21.3Q / 棚5123 / 仕2447 21.4Q / 棚5981 / 仕3789 22.1Q / 棚6612 / 仕2559 22.2Q / 棚5172 / 仕1560 22.3Q / 棚5788 / 仕2583 22.4Q / 棚7166 / 仕3802 23.1Q / 棚7346 / 仕2634 23.2Q / 棚8111 / 仕3262 23.3Q / 棚8712 / 仕4747 23.4Q / 棚9341 / 仕5997
24.1Q / 棚11430 / 仕6607
24.2Q / 棚13620 / 仕6773 ※仕入=期末在庫-期首在庫+原価
(新日本•四半期業績推移)百万円
21.1Q / 売3564 / 営414 / 経347 / 当282
21.2Q / 売3936 / 営320 / 経224 / 当191 21.3Q / 売1379 / 営77 / 経17 / 当11 21.4Q / 売6915 / 営878 / 経845 / 当489 22.1Q / 売4134 / 営510 / 経454 / 当444 22.2Q / 売7341 / 営915 / 経853 / 当680 22.3Q / 売421 / 営▲116 / 経▲170 / 当▲153 22.4Q / 売7572 / 営425 / 経378 / 当265 23.1Q / 売829 / 営▲217 / 経▲263 / 当▲293 23.2Q / - 23.3Q / - 23.4Q / - 24.1Q / 売8157 / 営1111 / 経1062 / 当722 24.2Q / 売9586 / 営874 / 経853 / 当606
24.3Q / 売2907 / 営292 / 経252 / 当169
24.4Q / 売5152 / 営347 / 経296 / 当217
(新日本•営業利益率推移)百万円 21.1Q / 売3564 / 営414 / 率11.6% 21.2Q / 売3936 / 営320 / 率8.1% 21.3Q / 売1379 / 営77 / 率5.5% 21.4Q / 売6915 / 営878 / 率12.6% 22.1Q / 売4134 / 営510 / 率12.3% 22.2Q / 売7341 / 営915 / 率12.4% 22.3Q / 売421 / 営▲116 / - 22.4Q / 売7572 / 営425 / 率5.6% 23.1Q / 売829 / 営▲217 / - 23.2Q / - 23.3Q / - 23.4Q / - 24.1Q / 売8157 / 営1111 / 率13.6% 24.2Q / 売9586 / 営874 / 率9.1%
24.3Q / 売2907 / 営292 / 率10.0%
24.4Q / 売5152 / 営347 / 率6.7% ※ - は連結決算。 (新日本•原価率推移)百万円
21.1Q / 売3564 / 原2792 / 率78.3%
21.2Q / 売3936 / 原3322 / 率84.4% 21.3Q / 売1379 / 原1002 / 率72.6% 21.4Q / 売6915 / 原5576 / 率80.6% 22.1Q / 売4134 / 原3179 / 率76.8% 22.2Q / 売7341 / 原5837 / 率79.5% 22.3Q / 売421 / 原293 / 率69.5% 22.4Q / 売7572 / 原6489 / 率85.6% 23.1Q / 売829 / 原723 / 率87.2%
23.2Q / -
23.3Q / -
23.4Q / -
24.1Q / 売8157 / 原6513 / 率79.8%
24.2Q / 売9586 / 原8132 / 率84.8%
24.3Q / 売2907 / 原2246 / 率77.2%
24.4Q / 売5152 / 原4342 / 率84.2% ※ - は連結決算。 -
No.423
(タスキ•四半期業績推移)百万…
2024/05/09 06:30
(タスキ•四半期業績推移)百万円 20.4Q / 売2020 / 営215 / 経203 / 当112 21.1Q / 売1878 / 営198 / 経168 / 当115 21.2Q / 売2015 / 営266 / 経241 / 当185 21.3Q / 売1411 / 営159 / 経126 / 当85 21.4Q / 売3886 / 営627 / 経577 / 当409 22.1Q / 売2518 / 営326 / 経280 / 当199 22.2Q / 売3626 / 営375 / 経343 / 当244 22.3Q / 売2663 / 営424 / 経394 / 当271 22.4Q / 売3469 / 営589 / 経545 / 当374 23.1Q / 売3418 / 営596 / 経556 / 当384 23.2Q / 売3390 / 営542 / 経484 / 当334 23.3Q / 売5114 / 営628 / 経578 / 当398 23.4Q / 売6643 / 営664 / 経462 / 当421 24.1Q / 売5426 / 営482 / 経425 / 当291
24.2Q / 売5790 / 営788 / 経722 / 当526 (タスキ•営業利益率推移)百万円 20.4Q / 売2020 / 営215 / 率10.6% 21.1Q / 売1878 / 営198 / 率10.5% 21.2Q / 売2015 / 営266 / 率13.2% 21.3Q / 売1411 / 営159 / 率11.2% 21.4Q / 売3886 / 営627 / 率16.1% 22.1Q / 売2518 / 営326 / 率12.9% 22.2Q / 売3626 / 営375 / 率10.3%
22.3Q / 売2663 / 営424 / 率15.9% 22.4Q / 売3469 / 営589 / 率16.9% 23.1Q / 売3418 / 営596 / 率17.4% 23.2Q / 売3390 / 営542 / 率15.9% 23.3Q / 売5114 / 営628 / 率12.2% 23.4Q / 売6643 / 営664 / 率9.9% 24.1Q / 売5426 / 営482 / 率8.8% 24.2Q / 売5790 / 営788 / 率13.6%
(タスキ•原価率推移)百万円 20.4Q / 売2020 / 原1563 / 率77.3% 21.1Q / 売1878 / 原1455 / 率77.4% 21.2Q / 売2015 / 原1537 / 率76.2% 21.3Q / 売1411 / 原1042 / 率73.8% 21.4Q / 売3886 / 原2931 / 率75.4% 22.1Q / 売2518 / 原1928 / 率76.5% 22.2Q / 売3626 / 原3000 / 率82.7%
22.3Q / 売2663 / 原1967 / 率73.8% 22.4Q / 売3469 / 原2424 / 率69.8% 23.1Q / 売3418 / 原2454 / 率71.7% 23.2Q / 売3390 / 原2497 / 率73.6% 23.3Q / 売5114 / 原4146 / 率81.0%
23.4Q / 売6643 / 原5369 / 率80.8% 24.1Q / 売5426 / 原4518 / 率83.2%
24.2Q / 売5790 / 原4583 / 率79.1% (タスキ•販管費率推移)百万円 20.4Q / 売2020 / 販241 / 率11.9% 21.1Q / 売1878 / 販224 / 率11.9% 21.2Q / 売2015 / 販210 / 率10.4% 21.3Q / 売1411 / 販210 / 率14.8% 21.4Q / 売3886 / 販326 / 率8.3% 22.1Q / 売2518 / 販263 / 率10.4% 22.2Q / 売3626 / 販250 / 率6.8% 22.3Q / 売2663 / 販271 / 率10.1% 22.4Q / 売3469 / 販455 / 率13.1% 23.1Q / 売3418 / 販367 / 率10.7% 23.2Q / 売3390 / 販350 / 率10.3% 23.3Q / 売5114 / 販339 / 率6.6% 23.4Q / 売6643 / 販611 / 率9.1% 24.1Q / 売5426 / 販425 / 率7.8%
24.2Q / 売5790 / 販418 / 率7.2% -
No.210
(昨年末との比較) タスキ /…
2024/05/03 02:22
(昨年末との比較)
タスキ / 595 → 614(+3.1%) グロース / 706.41 → 642.96(▲8.9%) 日経平均 / 33464.17 → 38236.07(+14.2%) TOPIX / 2366.39 → 2728.53(+15.3%) ナスダック/ 15011.35→ 15605.48(+3.9%) ダウ / 37689.54 → 37903.29(+0.5%) S&P / 4769.83 → 5018.39(+5.2%)
※ナスダック、ダウ、S&Pは5/1時点。 (タスキ直近4週間騰落率)▲1.6% +3.0% → ▲3.9% → +4.4% → ▲1.6%
(グロース直近4週間騰落率)▲6.9%
▲0.5% → ▲7.1% → +0.9% → ▲0.3%
(タスキHD各種指標) EPS:73.24円 BPS:330.77円 1株配当:30円 株価:614円 PER:8.38倍 PBR:1.85倍 配当利回り:4.88% *EPSは統合前会社予想を単純合算。
*のれんは11億円を10年償却、税率35%と仮定。 *BPSは12月末時点を単純合算。 *1株配当は期末配当予想の倍。
続々と各社の決算が発表されています。
私のポートフォリオでも自社株買いや増配が相次いでおり、本決算前後は株価が最も伸びる時期でもあるため、タスキについても安心して8日の決算を迎えることができています。
政府•日銀の2度にわたる為替介入により、ドル円も落ち着きを取り戻してきており、7月以降に予想される追加利上げまでの時間稼ぎとしては、十分に効果を発揮しているものと考えられます。
落ち続けるグロース市場の中でもプラス圏を維持しているタスキ。タスキ、新日本建物、オーラの3社体制としては初めての決算発表であり、2年前の5月と一昨年2月、5月の立会外分売、昨年3月の公募増資、そして先月の経営統合およびオーラ買収の業績への貢献を、どれだけ効果的に株主へ示すことができるかに注目したいと思います。 -
No.96
PL、BSは以前に確認しました…
2024/04/27 14:58
PL、BSは以前に確認しましたが、新会社の従業員数についても確認しておきます。
(従業員数)
タスキ / 40名(23.12)
新日本 / 43名(23.12)
オーラ / 17名(24.3)
= 新会社 / 100名
オーラ社はタスキか新日本建物の従業員1名が取締役を兼務しており、タスキHDの従業員が監査役を兼務しています。
また、今回株式の譲渡を受けた株主についても個人5名、法人3社がタスキHDの株主でもあり、タスキ、新日本建物の両社ともに保有していた村上三郎氏、東京ウエルズ社、京東社などから譲渡を受けたものと考えられます。
オーラ社の情報、とりわけ横山社長の情報はほとんど出てきませんが、オーラ子会社のオーラ•インベストメント社の求人募集ページでは過去のリサーチャーの求人募集が掲載され、そこでは「新日本建物のグループ企業」と紹介されており、おそらく村田前会長、柏村社長が社内ベンチャーを経て立ち上げたタスキ同様、村上三郎氏などから資金提供を受けた新日本建物のスピンオフ会社であると考えられます。
新日本建物は社内ベンチャー制度を採用しているため独自のグループ網を形成しており、スタンダードに上場しているアグレ都市デザインの大林社長も新日本建物の元常務取締役ですし、ファーストキャビン社の米良前社長はタスキの元取締役、また同じ米良氏は物件の取得売却を活発化させているグランテック社の社長でもあり、規模が急拡大しているエール社の池田社長も新日本建物の前社長と、他にも高級注文住宅のベルクハウス社などが新日本建物の社内ベンチャーであり、非上場企業を中心に次なるインオーガニック戦略も十分に考えられます。
新日本建物の少数精鋭の社風を受け継ぐタスキとオーラ。40名のタスキから見ると2.5倍の100名にまで急拡大しており、近藤会長、柏村社長、横山社長の「3本の矢」の経営力に期待したいと思います。 -
No.1007
(業績修正推移)% 18.3 …
2024/04/26 21:20
(業績修正推移)% 18.3 / 修正なし (最終 / 売▲0.6 / 税前+2.1 / 当+0.8)
19.3 / 修正なし
(最終 / 売+0.5 / 税前+5.3 / 当+0.3)
19.8 / 売+8.9 / 税前+40.7 / 当+38.0 (最終 / 売+37.7 / 税前▲17.0 / 当▲28.4) 21.2 / 売+0.9 / 税前+15.2 / 当+13.5 (最終 / 売+3.0 / 税前+4.9 / 当+10.8) 22.2 / 売 - / 税前+11.4 / 当+13.5 (最終 / 売▲2.8 / 税前+3.0 / 当+7.5) 22.10 / 売 - / 税前+12.8 / 当+17.6 (最終 / 売+3.1 / 税前+0.8 / 当+0.1)
24.3 / 修正なし
(最終 / 売+3.4 / 税前+4.0 / 当+9.7) (配当修正推移)円 19.8 / 43 → 44
21.5 / 45 → 46
22.2 / 50 → 51
23.5 / 20 → 21
24.5 / 26 → 28
(業績推移)単位:億円
16 / 売52( - ) / 税前5( - )
17 / 売78(+50%) / 税前12(+140%)
18 / 売90(+15%) / 税前19(+58%)
19 / 売107(+18%) / 税前20(+5%)
20 / 売140(+30%) / 税前26(+30%)
21 / 売178(+27%) / 税前34(+30%)
22 / 売208(+16%) / 税前40(+17%)
23 / 売252(+21%) / 税前53(+32%)
24 / 売315(+25%) / 税前62(+16%)
25 / 売400(+26%) / 税前80(+29%)予
26 / 売440(+10%) / 税前102(+27%)中
27 / 売530(+20%) / 税前122(+19%)長
28 / 売660(+24%) / 税前153(+25%)長
前期は上方着地•増配、今期は大幅増収•増益•増配予想の好決算となりました。
とりわけ配当については配当性向を28.1%まで高めた結果、前期比で+42.8%の大幅増配予想となり、株主にとっては嬉しいサプライズとなりました。
事業別に見てもファイナンス事業、故障保証事業、オートモビリティサービス事業ともに売上高を伸ばすだけではなく利益率も高めており、また今期予想は中期経営計画を上振れ、さらにはシンガポール現地法人の設立、GTNETデューデリジェンスの開始など成長の布石もしっかりと打ち込むなど、優等生のような決算内容であり、もはや死角が見当たりません。
PER13.92倍まで低下したプレミアグループ。まずはPER20倍となる2,791円突破に期待がかかります。 -
No.1006
(四半期別業績推移)単位:百万…
2024/04/26 21:20
(四半期別業績推移)単位:百万円 17.3Q / 売1960 / 税前207 / 当147 17.4Q / 売2032 / 税前388 / 当258 18.1Q / 売2208 / 税前804 / 当553 18.2Q / 売2235 / 税前385 / 当260 18.3Q / 売2220 / 税前294 / 当211 18.4Q / 売2402 / 税前496 / 当269 19.1Q / 売2542 / 税前350 / 当234 19.2Q / 売2641 / 税前693 / 当460 19.3Q / 売2675 / 税前179 / 当121 19.4Q / 売2841 / 税前824 / 当531 20.1Q / 売3149 / 税前2364 / 当1546 20.2Q / 売3510 / 税前688 / 当299 20.3Q / 売3514 / 税前190 / 当126 20.4Q / 売3843 / 税前▲638 / 当▲505 21.1Q / 売4022 / 税前1180 / 当784 21.2Q / 売4364 / 税前821 / 当529 21.3Q / 売4402 / 税前798 / 当522 21.4Q / 売5037 / 税前664 / 当548 22.1Q / 売4891 / 税前832 / 当608 22.2Q / 売5213 / 税前1083 / 当750 22.3Q / 売5227 / 税前1005 / 当689 22.4Q / 売5496 / 税前1097 / 当894 23.1Q / 売5682 / 税前1157 / 当841 23.2Q / 売6205 / 税前2304 / 当1800 23.3Q / 売6499 / 税前1179 / 当857 23.4Q / 売6877 / 税前704 / 当507 24.1Q / 売7233 / 税前1408 / 当1072 24.2Q / 売7823 / 税前1416 / 当989
24.3Q / 売7919 / 税前1631 / 当1139
24.4Q / 売8571 / 税前1786 / 当1405 (四半期別クレジット取扱高)単位:億円 17.3 / 1Q:221 / 2Q:209 / 3Q:224 / 4Q:285 18.3 / 1Q:266 / 2Q:266 / 3Q:253 / 4Q:318 19.3 / 1Q:314 / 2Q:327 / 3Q:313 / 4Q:397 20.3 / 1Q:407 / 2Q:508 / 3Q:391 / 4Q:463 21.3 / 1Q:364 / 2Q:404 / 3Q:399 / 4Q:487 22.3 / 1Q:493 / 2Q:512 / 3Q:471 / 4Q:547 23.3 / 1Q:557 / 2Q:589 / 3Q:575 / 4Q:718 24.3 / 1Q:742 / 2Q:761 / 3Q:723 / 4Q:813 (四半期別クレジット取扱高YonY成長率)% 18.3 / 1Q:+20 / 2Q:+27 / 3Q:+12 / 4Q:+11 19.3 / 1Q:+18 / 2Q:+22 / 3Q:+23 / 4Q:+24 20.3 / 1Q:+29 / 2Q:+55 / 3Q:+24 / 4Q:+16 21.3 / 1Q:▲10 / 2Q:▲20 / 3Q:+2 / 4Q:+5 22.3 / 1Q:+35 / 2Q:+26 / 3Q:+18 / 4Q:+12 23.3 / 1Q:+12 / 2Q:+15 / 3Q:+22 / 4Q:+31 24.4 / 1Q:+33 / 2Q:+29 / 3Q:+25 / 4Q:+13 -
No.83
(昨年末との比較) タスキ /…
2024/04/26 20:25
(昨年末との比較)
タスキ / 595 → 624(+4.8%) グロース / 706.41 → 644.61(▲8.7%) 日経平均 / 33464.17 → 37934.76(+13.3%) TOPIX / 2366.39 → 2686.48(+13.5%) ナスダック/ 15011.35→ 15611.76(+3.9%) ダウ / 37689.54 → 38085.80(+1.0%) S&P / 4769.83 → 5048.42(+5.8%)
※ナスダック、ダウ、S&Pは4/25時点。 (タスキ直近4週間騰落率)▲2.6% ▲5.3% → +3.0% → ▲3.9% → +4.4%
(グロース直近4週間騰落率)▲13.6%
▲7.4% → ▲0.5% → ▲7.1% → +0.9%
(タスキHD各種指標) EPS:73.24円 BPS:330.77円 1株配当:30円 株価:624円 PER:8.51倍 PBR:1.88倍 配当利回り:4.80% *EPSは統合前会社予想を単純合算。
*のれんは11億円を10年償却、税率35%と仮定。 *BPSは12月末時点を単純合算。 *1株配当は期末配当予想の倍。
(統合後株価推移)3/27 → 4/26
タスキ / 637 → 624(▲2.0%)
グロース / 739.23 → 644.61(▲12.7%)
旧タスキの最終売買日から1ヶ月が経過しました。
配当落ちにも関わらず株価はベンチマークを大きくアウトパフォームし、経営統合への市場の期待感が感じられます。オーラ買収によりEPSも+4.4%上昇し、来期にはさらに大きな利益貢献が予想されています。
さて、日銀金融政策決定会合が無風に終わりました。事前にテーパリングの報道もありましたが、日銀はインフレ抑制よりも金利抑制を優先させました。
利上げについては購入者は住宅ローン金利、事業者は調達金利の上昇を通じて不動産業に逆風にはなりますが、一方で利上げの原因は止まらない不動産を含むインフレによるものであり、そちらについては不動産業にとってプラスに働きます。
オーラのスポットワーカーにZISEDAIのDX技術を掛け合わせ2026年までに20万件のビッグデータ構築を目指すタスキ。統合時には記念配当の期待も散見されましたが、記念配当や自社株買いで資金を消費するのではなく、タスキはやはり成長による株主還元に期待したいと思います。 -
No.841
(新タスキHDのPL)単位:億…
2024/04/24 02:37
(新タスキHDのPL)単位:億円
タ / 売270.0 / 営31.7 / 経28.0 / 当19.3
新 / 売236.6 / 営26.8 / 経24.3 / 当16.8
オ / 売49.0 / 営5.1 / 経4.8 / 当3.3(2.3)
のれん / 営▲1.1 / 経▲1.1 / 当▲0.7
計 / 555.6 / 営62.5 / 経56.0 / 37.7
EPS=73.2円(株数51,469,945株)
PER=8.75倍(株価641円)
※統合前会社予想を単純合算
※( )内は少数株主損益を除く
※のれんは11億円を10年償却、税率35%と仮定
新タスキHDのPLも確認しておきます。
タスキは24年9月期、新日本建物は24年3月期、オーラは24年4月期の予想を単純合算しただけの数字ですので、あくまでボリューム感を確認するための数字になります。
オーラについては来期予想が掲げられており、売上高99億円、経常利益8.7億円と今期からほぼ倍増の予想となっています。再来期についてもそこからさらに+49%の高成長を続け、売上高120億円、経常利益13億円に達する見込みです。
タスキは中期経営計画において再来期に売上高383億円、経常利益44.5億円を計画していますので、新日本建物がゼロ成長でも新タスキHDは経常利益80億円を突破してきます。
売上高1,000億円、経常利益100億円が見えてきた新タスキHD。前期の経常利益22億円からわずか3年間で4倍の高成長となりますが、スピンオフ元の新日本建物との経営統合、新日本建物のグループ企業であるオーラの買収と、シナジー効果を考えた手堅いM&Aを進めており、100億円を超える現預金をもとにしたさらなるインオーガニック戦略に期待がかかります。 -
No.619
(新タスキBS)億円 タ / …
2024/04/22 22:31
(新タスキBS)億円
タ / 資191.56 / 負121.46 / 純70.10
新 / 資259.76 / 負159.66 / 純100.10
オ / 資27.06 / 負10.75 / 純16.31(11.59)
計 / 資466.79 / 負291.87 / 純174.92(170.20)
※オーラ…前期末3.01+増資10+純利益3.3
※のれん…11.88
※少数株主持分…4.72
昨年11月の経営統合に続く驚きのIRが発表されました。
資産コンサルティング事業および空き家情報プラットフォーム事業を営むオーラ社の71.1%を23.47億円で買収しました。
オーラ社は来期の売上高99億円、経常利益8.70億円を予想しており、税率30%とすると、少数株主損益を除いた純利益は4.32億円となります。のれん11.88億円の償却期間を10年とした場合、償却費は1.18億円となり、それを差し引いた3.14億円の増益要因となります。
現預金はタスキ53.35億円と新日本建物72.22億円を合わせた125.57億円を保有しているため、買収に伴う新たな増資は不要であり、ROI=13.3%でのオーラ社の買収は、2Q決算に併せて発表が予想される新中期経営計画において、シナジー効果も含めて大きなウエイトを占めるものと考えられます。
高い成長をさらに加速させているタスキホールディングス。横山社長を筆頭とした17名の人財、そして20万件の空き家情報プラットフォームを手に入れ、時価総額1,000億円の突破が期待されます。 -
No.493
(昨年末との比較) タスキ /…
2024/04/20 07:41
(昨年末との比較)
タスキ / 595 → 598(+0.5%) グロース / 706.41 → 638.74(▲9.5%) 日経平均 / 33464.17 → 37068.35(+10.7%) TOPIX / 2366.39 → 2626.32(+10.9%) ナスダック/ 15011.35→ 15282.01(+1.8%) ダウ / 37689.54 → 37986.40(+0.7%) S&P / 4769.83 → 4967.23(+4.1%) (タスキ直近4週間騰落率)▲2.6% +3.8% → ▲5.3% → +3.0% → ▲3.9%
(グロース直近4週間騰落率)▲15.4%
▲1.2% → ▲7.4% → ▲0.5% → ▲7.1% (タスキHD各種指標) EPS:70.15円 BPS:330.77円 1株配当:30円 株価:598円 PER:8.52倍 PBR:1.80倍 配当利回り:5.01% *EPSは統合前会社予想を単純合算。 *BPSは12月末時点を単純合算。 *1株配当は期末配当予想の倍。
配当落ちの影響が深刻です。
4週間の騰落率は日経平均が▲9.3%、トピックスが▲6.6%、グロースが▲15.4%とこれまでの上昇とは打って変わって軒並み下落しています。
一方、タスキは経営統合の影響により市場のパフォーマンスを大きく上回っており、年初来もプラスを維持しています。
5月8日の中間決算発表まで残り3週間、ゴールデンウィークを挟むので営業日ベースで9営業日に迫りましたが、直近の下落により配当利回りは5%を超えてきており、ゆっくりと成長の果実を収穫しながら、中期経営計画策定、TOUCH&PLAN販売開始、プライム上場申請など楽しみな発表を待ちたいと思います。 -
No.236
(昨年末との比較) タスキ /…
2024/04/13 08:23
(昨年末との比較)
タスキ / 595 → 622(+4.5%) グロース / 706.41 → 687.37(▲2.6%) 日経平均 / 33464.17 → 39523.55(+18.1%) TOPIX / 2366.39 → 2759.64(+16.6%) ナスダック/ 15011.35→ 16175.09(+7.7%) ダウ / 37689.54 → 37983.24(+0.7%) S&P / 4769.83 → 5123.41(+7.4%) (タスキ直近4週間騰落率)+9.7% +8.2% → +3.8% → ▲5.3% → +3.0%
(グロース直近4週間騰落率)▲4.7%
+4.7% → ▲1.2% → ▲7.4% → ▲0.5% (タスキHD各種指標) EPS:70.15円 BPS:330.77円 1株配当:30円 株価:622円 PER:8.86倍 PBR:1.88倍 配当利回り:4.82% *EPSは統合前会社予想を単純合算。 *BPSは12月末時点を単純合算。 *1株配当は期末配当予想の倍。
グロースの下落が止まりません。米金利高により円安が進行し、日銀利上げ観測の高まりから金利に弱いグロース銘柄が軟調に推移しています。
一方、インフレ期待で好調な不動産業という面もあるタスキは、4月5日の585円を底として配当落ちから徐々に回復してきています。
5月8日の2Q決算発表まで残り1ヶ月を切りましたが、同時に発表が予想される中期経営計画では、売上高1,000億円、時価総額1,000億円突破へのロードマップが期待されます。 -
No.766
(昨年末との比較) タスキ /…
2024/04/06 08:44
(昨年末との比較)
タスキ / 595 → 604(+1.5%) グロース / 706.41 → 691.04(▲2.1%) 日経平均 / 33464.17 → 38992.08(+16.5%) TOPIX / 2366.39 → 2702.62(+14.2%) ナスダック/ 15011.35→ 16248.52(+8.2%) ダウ / 37689.54 → 38904.04(+3.2%) S&P / 4769.83 → 5204.34(+9.1%) (タスキ直近4週間騰落率)+2.8% ▲3.3% → +8.2% → +3.8% → ▲5.3%
(グロース直近4週間騰落率)▲8.4% ▲4.4% → +4.7% → ▲1.2% → ▲7.4% (タスキHD各種指標) EPS:70.15円 BPS:330.77円 1株配当:30円 株価:604円 PER:8.61倍 PBR:1.82倍 配当利回り:4.96% *EPSは統合前会社予想を単純合算。 *BPSは12月末時点を単純合算。 *1株配当は期末配当予想の倍。
(11/16統合発表後の株価推移)
タスキ / 618 → 604(▲2.2%)
グロース / 691.14 → 691.04(▲0.0%)
1日に発表された業績予想に合わせて各種指標を更新しました。
会社予想のEPSは63.85円になっていますが、算出用の株数が期中平均のため期末よりも少なくEPSが過大となっていること、算出用の純利益に新日本建物の業績が半期分しか含まれず過小となっていることに注意する必要があり、それらの影響を除くと65.63円になります。
単純合算よりも小さくなっているのはのれんの償却、新日本建物の繁忙期、そして新日本建物側の統合費用の影響があると考えられるため、各種指標算出には実態に近い単純合算を使用しています。
なお、来期は統合費用がなくなることにより、その分利益の拡大が見込まれます。また、個人的な話にはなりますが、IRへは今後の事業拡大を見据え、のれんの償却が必要なくなるIFIRSの導入を要望しています。
統合の際には結合による会計期間のズレ等により指標が乱れ、PERや配当利回りについては証券会社などで正確な値が表示されないということが発生し、株価が乱高下します。しかしながら週足でみると配当落ちをこなしながらベンチマークのグロースをアウトパフォームしており、統合発表後はグロースに遅れをとっていましたが、統合前後で市場の期待感が高まってきていることが感じられます。
新たな知見を得るためいつも掲示板には目を通しているのですが、統合前後はIPOのような盛り上がりがあり、さすがに全てには目を通せなくなっています。出来高増大の際には多数のいわゆる買い煽り、売り煽りが現れるため、そのあたりはIRから発表される資料をしっかりと読み解くことで、軸を持った投資を継続できるよう心がけたいと思います。 -
No.796
637円(前営業日1,429円…
2024/04/01 20:56
637円(前営業日1,429円) → 705円(+10.6%)
タスキHDは+10%を超えるご祝儀相場となりました。グロース市場が▲1.58%に沈む中、配当落ちを飲み込み、一時ストップ高を記録しました。
(今期業績予想)億円
タスキ / 売270 / 営31.7 / 経28 / 当19.3
新日本 / 売236.6 / 営26.8 / 経24.3 / 当16.8
タHD / 売440 / 営44.5 / 経40 / 当26.5
タスキHDの業績予想および配当予想が発表されました。タスキHDについては企業結合会計上、タスキが新日本建物を取得する形となっているため、タスキは10〜9月まで全て業績予想に反映されますが、新日本建物は統合後の4〜9月のみ反映され、タスキHDの業績予想は実力値から新日本建物半期分が差し引かれた状態となっています。
当期純利益で考えると、タスキHDの業績予想は、タスキ19.3億円に新日本建物半期分8.4億円を加えた27.7億円を▲1.2億円下回っています。これは企業結合時にのれんが発生していること、および新日本建物の繁忙期が予想に反映されない1〜3月であることから生じているものと考えられ、それらを考慮すると概ね両社の業績予想に沿ったものになっています。
なお、のれんについては本日の補足説明動画で1.2億円を概算で計上しているとの説明がありましたが、これがのれん全体なのか、のれんの今期償却費用なのかが分かりませんでしたので、2Q決算でしっかり確認しておきたいと思います。
配当については新日本建物の年間30円が意識され、タスキホルダーから見れば、半期で11.6円から15円へと+29%の大幅増配となりました。
本日、経営統合に関する補足資料は発表されたものの、中期経営計画の発表はありませんでした。タスキHDがどのようなビジョンを描くかが注目されるところであり、その発表を楽しみに待ちたいと思います。 -
No.212
(共同株式移転日のIR) 21…
2024/03/30 23:07
(共同株式移転日のIR)
21.7 / DN / 中経、業績、配当
21.10 / フルサト•マルカ / なし
21.10 / TRE / 中経、業績、配当
21.10 / インフロニア / 中経、IFIRS
21.10 / くふうカンパニー / ※方針発表済
22.4 / プロクレア / 中経、業績、配当、優待
22.10 / あいち / 中経、業績、配当、優待
23.10 / リケンNPR / 中経方、業績
8銘柄中、フルサト•マルカと既に事業方針を発表していたくふうカンパニーを除く6銘柄が初日取引終了後に中期経営計画又は中期経営方針を発表しており、タスキHDも既に準備を進めているものと考えられます。なお、発表のなかったフルサト•マルカは半年後の22年3月に、また中期経営方針にとどまっていたリケンNPRは四半期後の24年2月にそれぞれ中期経営計画を発表しており、事業方針を発表しているくふうカンパニーは中期経営計画は策定していません。
また、DN、TRE、プロクレア、あいちフィナンシャルグループの4銘柄が業績予想、配当予想を、リケンNPRが業績予想を併せて発表しています。なお、フルサト•マルカは1ヶ月後の11月に業績予想、配当予想を、インフロニア、くふうカンパニーは次の決算発表に併せて業績予想、配当予想を、リケンNPRは負ののれんが確定した四半期後の24年2月に配当予想を発表しています。
記念配当についてはDN、フルサト•マルカ、TRE、リケンNPRの4銘柄が実施しており、株主優待も2銘柄が併せて発表しています。なお、フルサト•マルカは11月の業績予想、配当予想に併せて株主優待を発表しており、プロクレアとあいちフィナンシャルグループは初日取引終了後に、リケンNPRは四半期後の24年2月に負ののれんを発表しています。
様々なIRの中でも中期経営計画が最も重要なリリースであり、昨年10月に発表したタスキの中期経営計画において、売上高•利益成長率20%以上、経常利益率10%以上、配当性向35%以上とした中期経営指標をどこまで上ブレることができるのか、経営統合の成果に注目が集まります。 -
No.211
(共同株式移転日の騰落率) 2…
2024/03/30 23:07
(共同株式移転日の騰落率)
21.7 / DN / 1,194 → 1,250(+4.6%)
21.10 / フルサト•マルカ / 2,388 → 2,181(▲8.6%)
21.10 / TRE / 1,493 → 1,620(+8.5%)
21.10 / インフロニア / 910 → 976(+7.2%)
21.10 / くふうカンパニー / 673 → 667(▲0.8%)
22.4 / プロクレア / 1,894 → 1,926(+1.6%)
22.10 / あいち / 1,667 → 1,603(▲3.8%)
23.10 / リケンNPR / 1,832 → 1,740(▲5.0%)
2021年以降、共同株式移転により経営統合した8銘柄の基準値段と初日終値の騰落率を確認しました。
2021年10月1日は4銘柄が一気に共同株式移転によるテクニカル上場しましたが、急騰したTREに対しフルサト•マルカは急落するなど明暗が分かれており、月曜日はタスキHDの他にリョーサン菱洋HDも共同株式移転によるテクニカル上場する予定であり、その動向が注目されます。
月曜日にジェイリースを購入しま…
2024/05/18 11:56
月曜日にジェイリースを購入しました。 もともと家賃保証会社は何度か購入しており、今回も3ヶ月ほど保有していたイントラストを売却しての購入になります。
家賃保証会社はこれまで非上場会社が多くのシェアを占めていましたが、近年上場が相次いでおり、2015年にあんしん保証、2016年にジェイリースとイントラスト、2017年にカーサ、そして昨年にはニッポンインシュアと全保連の計6社が上場しています。その他にも専業ではありませんが、オリコや2017年に日本賃貸住宅保証機構を買収したフォーサイドなどが上場しています。
売上高はトップが日本セーフティーで260億円、(23年)、次いで全保連245億円、オリコ198億円(22年)、ジェイリース132億円、カーサ112億円、、日本賃貸保証107億円(23年)、イントラスト89億円、フォーシーズ67億円(23年)、あんしん保証48億円、ニッポンインシュア28億円と続いており、全国で102者が国土交通省に登録しています。 (直近5年間の業績推移)百万円 20.1Q / 売1631 / 営51 / 経40 / 当20 20.2Q / 売1588 / 営37 / 経26 / 当11 20.3Q / 売1626 / 営37 / 経23 / 当▲31 20.4Q / 売1899 / 営30 / 経16 / 当24 21.1Q / 売1740 / 営150 / 経135 / 当83 21.2Q / 売1758 / 営177 / 経171 / 当109 21.3Q / 売1905 / 営317 / 経309 / 当196 21.4Q / 売2198 / 営299 / 経296 / 当164 22.1Q / 売2174 / 営451 / 経443 / 当302 22.2Q / 売2195 / 営432 / 経425 / 当280 22.3Q / 売2260 / 営483 / 経476 / 当323 22.4Q / 売2533 / 営605 / 経602 / 当435 23.1Q / 売2634 / 営613 / 経609 / 当415 23.2Q / 売2610 / 営604 / 経598 / 当424 23.3Q / 売2672 / 営576 / 経583 / 当395 23.4Q / 売3044 / 営672 / 経675 / 当433 24.1Q / 売3059 / 営549 / 経546 / 当349 24.2Q / 売3028 / 営555 / 経559 / 当411 24.3Q / 売3322 / 営687 / 経684 / 当444
24.4Q / 売3811 / 営815 / 経822 / 当585
ジェイリースの売上高構成比は住宅用賃貸保証58%、事業用賃貸保証24%、その他医療保証•不動産仲介•賃貸管理等18%となっており、ソフトウェア開発を行う売上高17億円のエイビス買収により、ソフトウェア事業が8%程度を占めることとなり、よりバランスの良い事業ポートフォリオへと変化する予定です。
全保連(自己資本比率21.8%、売上高成長率+6.2%)、ジェイリース(同39.9%、同+22.6%)、カーサ(同48.9%、同7.6%)、イントラスト(同63.1%、同+14.0%)、あんしん保証(同20.9%、同+12.0%)、ニッポンインシュア(同44.0%、同+10.8%)の上場6社の中では、今期予想売上高成長率がトップになっています。 2000年代半ばに過払金返還に苦しんだ貸金業界から多くの人材が流れ込んできた家賃保証業界で、九州大分を地盤とし、2011年の入社以来、経営管理•審査•事業開発本部長として13期目で売上高を23倍にまで成長させた中島土社長。
中期経営計画はトップラインで+60.1%の控えめな計画となっていますが、第一線で活躍してきた2代目中島社長の事業デザイン力により、計画を上回るさらなる飛躍に期待したいと思います。