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No.450
[5596] : アウトルック…
2024/01/22 01:27
[5596] : アウトルックコンサルティング
市場:東G (情報・通信業)
事業内容:経営管理システム「Sactona」の開発、導入開発、経営管理コンサルティングの提供
公募株式数:総計:1,862,800株(公募:50,000株 / 売出:1,812,800株)売出株式比率:97.3%
公開価格:1,800円
吸収金額:38.5億円
時価総額:64.2億円
ロックアップ:第一位株主のVCが97%を保有し、51%を売り出すVCイグジット案件なのに1.5倍解除!!
SO:0株
自社開発クラウドの経営管理システム「Sactona」を提供。※エクセルベース
要は会計ソフトって毎年税制が変わるので毎年アップデートが必要で税金が絡むので1円も間違ってはならず凄く敷居が高くて大変な上に既に大手が寡占しているので、それらの会計ソフトを補助する周辺ソフトとして、会計ソフトでは不十分な予算・経費周りの管理会計・経営管理のソフトを使い慣れたエクセルベースで提供してるって事。
例を挙げるとオロのZACに似てますがZACはWEBサービス、Sactonaはエクセルってのが大きな違いです。
2023年3月期予想:売上16.5億(+15%) 営利4.9億(+4.3) 営利率29% EPS105円 PER17倍 PSR3.8倍 40%ルール15+29=44 無配
流石のクラウドだけあって見事な営業利益率。従って40%ルールも合格。
と思いきや、なんと売上比率は以下の通りで、ストック型ビジネスの会社のイメージでいると火傷しそう。
・ベース(Sactonaのストック)35%
・コンサルティング(導入・拡張支援のフロー)65%
上記を知ると、2023年3月期予想で売上が15%も増えてるのに営業利益がたった4.3%しか増えてないのも納得。
セカンダリー的にはVCイグジット不人気案件で初値が低くなりそうなので、見た目の業績も良く早く寄ればありな気もするけど以下の二点がネック
・業務内容に魅力がないしストック比率も低い
・1.5倍超えちゃうと超売りたそうな第1位株主のVCが売り浴びせてきそうなので、それが心理的な抵抗となり株価上がらなさそう
イムイムの実の能力者
2024/05/13 20:39
イムイムの実の能力者