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UBS ETF ユーロ圏大型株50(E・ストックス50)【1385】の掲示板

BBC
欧州委員会は18日、ロシアの化石燃料への依存を解消するための計画について、さらなる内容を明らかにした。

ロシアは、欧州連合(EU)が使う天然ガスの40%、輸入原油の27%を供給している。EUはロシアに年間約4000億ユーロを支払っている。

EUは現在、グリーンエネルギーへの移行加速化を計画している。同時に、他国のパイプラインへの投資も必要だとしている。

ウクライナにおける戦争をめぐっては、EUはロシアのエネルギーを利用することで、ロシアを資金的に援助していると非難されている。

<3つのポイント>
「REPowerEU」計画は、3月に初めて発表された。ロシアからのガス輸入を今年中に3分の2減らすことを目標としている。

エネルギー価格の上昇は、利用者の請求額の上昇を招いており、ヨーロッパの消費者や企業を金銭的に圧迫している。

最新の計画では、EUが当面のガス危機にどう対処するかに加え、2030年までにロシアのエネルギーから完全脱却するとの約束をどう実現するか、概要が示されている。

要点として、①エネルギー効率の改善、②再生可能エネルギーの利用拡大、③ロシア産以外の原油およびガス供給国の確保、の3点を挙げている。

欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長はこの日、ベルギー・ブリュッセルでの記者会見で最新計画を発表。「私たちの熱意をさらに高いレベルに引き上げるものだ」と述べた。

REPowerEU計画の実施には、今後5年間で2100億ユーロ(約28兆円)かかると試算されている。