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(株)海帆【3133】の掲示板 2023/07/13

ここの社長目の付け所がピカイチだね
もしかすると決算かなりいいかも


東洋経済オンライン

中国で太陽電池「シリコン原料」価格暴落の背景
背景に供給過剰、最高値から半年で5分の1に

太陽電池の主原料であるシリコンの相場急落に伴い、太陽光モジュールの市場価格が下落している
市場調査会社のインフォリンク・コンサルティングが6月22日に発表したデータによれば、太陽光モジュールの定格出力1W(ワット)当たりの取引相場は1.4~1.6元(約28~32円)。2022年には同約2元(約40円)だったことを考えると、20~30%の値下がりだ。

また、業界団体の中国有色金属工業協会シリコン分会が6月21日に発表したデータでは、単結晶シリコン原料の市場価格は1トン当たり6万8100元(約135万円)だった。これは5月末時点の同約13万元(約258万円)のほぼ半値であり、2022年末につけた最高値の同約30万元(約595万円)から、半年で8割近くも下落した格好だ。

シリコン相場の急落の背景は、原料メーカーの生産能力が大幅に拡大したことだ。シリコン分会のデータによれば、2023年1月から5月までの中国国内の多結晶シリコン生産量は累計53万トンに達し、前年同期比90%増加した。そのため市場が供給過剰に陥り、激しい価格競争を招いたのだ。

太陽光発電所の建設には追い風
先物取引大手の中信期貨は、中国のシリコン原料の生産量が2023年に(通年で)140万トン、全世界では同155万トンを上回ると予想する。これを太陽光モジュールに換算すると、600GW(ギガワット)超の製品を生産できる量である。

現在のシリコンの取引相場は、すでに原料メーカーの生産コストを割り込んでいると、シリコン分会では見ている。太陽光発電所の開発・運営業者の立場では、これは千載一遇の商機だ。シリコン原料の値下がりは太陽光モジュールの調達価格の低下につながり、発電所の投資収益率が改善されるからだ。

UBS証券の試算によれば、太陽光モジュールの市場価格が1W当たり1.7元(約34円)以下になると、太陽光発電所の大部分が7.5%の投資収益率を確保できるという。

https://toyokeizai.net/articles/-/684293