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(株)海帆【3133】の掲示板 2023/12/28


水島冠
@mizushima611638
山田亨氏(トンピン)当社執行役員就任経緯の御報告

2022年3月28日に私が代表を務める有限会社エムスリーと知人の渡辺が代表を務める株式会社アルフェクトの2社にて日本エンジェルズ・インベストメント株式会社(以下、NAIC)が管理するNAICサステナブル合同会社に出資する方法で、海帆が発行する新株予約権を引き受けました。

コロナ禍の厳しい情勢からの再生を目指す海帆でありましたが、今年5月には新規事業としてAMAZONへの長期売電契約を締結するなど、私どもからすると想像を超える今後の将来性を感じさせてくれております。

そのため、この発表後からは、知人の渡辺とともに可能な限り長期保有を行うとの投資方針として定め、運用管理を行うNAICに伝えたところでした。

しかし、今年の7月頃から公表される大量保有報告で、こちらの意図せぬNAICによる海帆株の市場売却が確認され私ども出資者は、売却停止や売却理由を求める行動を始めたのでした。

NAICの代表者である石井靖氏は、「出資においては一任勘定で締結しておりファンドマネージャーである私の一存で売却が可能なのであり、たかが組合員のあなた方の意思を挟む余地は一切ない」と説明されたのでした。

私どもとしては海帆株の新株予約権を引受け、その管理を行うことを委託したものであり出資者の投資方針としては、少なくとも今年5月以降は売却はして欲しいものではないと伝えた以上は、投資家保護の観点より一任勘定契約で行う意向のものではないと反論をするなどの交渉をしておりました。

その交渉の過程において石井靖氏からは、「海帆がSESCの調査対象となっており、強制捜査後8月末には上場廃止の見込みである」とか「8月末に吉川社長が逮捕される情報を得ている」、「ヤメ検の弁護士が海帆を上場廃止まで徹底的に追い込むと言っている」などと意味不明な理由を告げNAIC社員であるH氏からも圧迫的な言動や恫喝を受けるなど、私どもの意向を全く受け入れず売却をさらに進めていく状況に私どもは、悲痛なる思いで交渉を続けて参りました。

この頃はNAICの売却の大量保有報告が出る度に、日に日に海帆の株価は下がり続けており、私自身は持病の悪化も進み、とても自分自身では到底、交渉継続も事態の打開も不可能であることから苦しく厳しい状況を顧問弁護士と相談を進めて参りました。

そしてこの海帆をSNS上において応援されているトンピンこと山田亨氏の存在を知るようになりました。

私自身、元証券会社勤務でしたので当時の知人等に連絡を取ったりWeb等で山田亨氏の情報を集めました。

この方にご支援を願えないだろうかという想いのなか、顧問弁護士と複数回において協議し、顧問弁護士からは適切に合法に助言を頂けるのならばということで、今年8月中旬に、私は勇気をもってトンピンこと山田亨氏のツイッターアカウントへのDMを送りました。
すると山田亨氏からは、「顧問弁護士からご連絡をさせて頂きますので、ご事情をお伝えください。」という返信を頂きました。
その後、お互いの顧問弁護士を通じてのやり取りが始まり、今回の事態打開へ向けた様々なご助言を頂くようになりました次第です。

今年10月には当社の執行役員への就任依頼という無理なお願いにつきましても山田亨氏は当初、難色を示しておられましたが最終的には承諾をいただき、今年11月1日には当社の執行役員に就任いただきました。

就任日11月1日から山田亨氏が交渉に入り、翌11月2日には、NAICの筆頭株主であるロックハラード証券の大野社長のご尽力もあり、NAICとの和解が進むことになりました。

私個人としては、コロナ禍の厳しい局面から事業を再生しようとする海帆の経営陣に惚れ込み、新規事業の足掛かりを掴んだ彼らの姿を、今や自分自身では到底達成できない事業意欲への想いを重ねて応援して参りました。

それを自身が新株予約権の引受を行った運用管理会社による一方的な行動で彼らの将来をダメにしてしまうのではないかとの切実な想いのなかで、この数か月、苦しみぬいて参りました。

それをトンピンこと山田亨氏の豊富な専門知識と実務経験によって裏付けされたご助言や交渉等のおかげにて、またロックハラード証券の大野社長のご尽力において、ようやく事態を打開できたことに感謝申し上げますとともに、この間、X(ツイッター)において、多くの方々から応援を頂きましたことに重ねて御礼を申し上げます。

世の中まだまだ捨てたものではないのだと自身の体調においても勇気をいただくことになりました。

本当にありがとうございました。

有限会社エムスリー
      水島 冠