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(株)オプティマスグループ【9268】の掲示板 2023/12/19〜2023/12/27

利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第3弾 32社選出 <成長株特集>

12/24(日) 19:30 

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早稲アカ <日足> 「株探」多機能チャートより

 本特集では、10月下旬から11月中旬までの決算集中期間に配信した「利益成長“青天井"銘柄リスト」を、“全期間”を対象に再構成した総集編をお届けします。

 総集編第1弾(12月17日配信)、第2弾(12月21日配信)に続き、今回は17日時点の時価総額が200億円以上500億円未満の銘柄を対象に、23年7-9月期に四半期ベースの過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益が“青天井”状況になっている銘柄をリストアップした。

 下表では、本決算月にかかわらず、23年7-9月期に経常利益が全四半期ベースの過去最高益を更新した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も最高益見通しを示している32社を選び出し、7-9月期実績の過去最高益に対する上振れ率が大きい順に記した。

 上振れ率トップとなったのは、シティホテルや滞在型ホテルを全国展開するポラリス・ホールディングス <3010> [東証S]。23年7-9月期(第2四半期)の経常利益は21.8億円(前年同期比46.5倍)に急拡大し、実に16年ぶりに四半期ベースの最高益更新を果たした。運営ホテル数が増加したうえ、行動制限の解除やインバウンド需要を追い風に稼働率と客室単価が改善した。また、福岡と札幌のホテル2物件の売却に伴う売却益を計上したことも利益を大きく押し上げた。業績好調に伴い、24年3月期の経常最高益予想をさらに上乗せしている。

 2位に入った長野県のゼネコン中堅、ヤマウラ <1780> [東証P]の7-9月期(第2四半期)業績は経常利益が前年同期比2.9倍の17.3億円と2四半期連続の最高益更新を遂げた。主力の建設事業で手持ち工事が順調に進んだほか、子会社における分譲マンション開発などの売上高が大幅に増加した。また、工事原価の低減や固定費削減も利益拡大につながった。併せて、24年3月期通期の同利益を従来予想の29.6億円→41.3億円に大幅上方修正したことも好感され、株価は11月22日に1499円と約27年1ヵ月ぶりの高値圏に浮上する場面があった。

 4位のポート <7047> [東証G]はFive Lineの買収効果や成約単価の改善でエネルギー領域の収益が拡大したほか、広告運用効率の最適化が進んだファイナンス領域も大きく伸びた。また、就活情報サイト「キャリアパーク」を主力とする就職領域では企業の旺盛な採用意欲の回復を背景に、アライアンス型採用支援サービス、人材紹介ともに好調に推移し、7-9月期(第2四半期)は売上高、税引き前利益ともに過去最高を塗り替えた。

 5位にリスト入りした中古自動車の輸出販売を手掛けるオプティマスグループ <9268> の7-9月期(第2四半期)経常利益は13.1億円と前年同期比2.8倍に膨らんだ。主要市場であるニュージーランドの経済回復基調が続く中、コロナ禍でも市場シェアの拡大に取り組んだことが奏功し、成約台数が飛躍的に伸びた。好調な業績を踏まえ、24年3月期通期の同利益を従来予想の41.5億円→52億円に上方修正し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。好決算を背景に株価は青空圏を舞う展開にあったが、15日に通期予想を再度上方修正した後は材料出尽くし感から利益確定売りに押されている。