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JIG-SAW(株)【3914】の掲示板 2016/02/27〜2016/02/29

>>561

株価とにらめっこしていても 『 心がときめく 』 なら納得して静観も購入も出来る。
時々読み返してみて、心の声を感じてみるのは 『 自分の信念 』を問うのに役立つでしょう。

■16年12月期の期中に契約が締結されると・・・
 それがどのような規模で展開されるのか、当社にとっても予測がつかないという。そのため16年12月期の業績予想は非開示だ。

 たとえば、現在当社はあるメーカーと契約交渉を行っている。このメーカーが保有する100万台規模の産業機器のIoT化が検討されている。チップセットの組み込みからデータコントロールまで担うことになれば、1台当たりの月額料金が数百円であったとしても、年額にすれば数千億円単位に積み上がる。料金はすべてデータ量に応じた従量課金だ。

 「現在、あらゆる電子機器、産業機器の企業と話を進めている。期中にも契約が締結されれば、突然、これまでとはレベルの違う金額が積み上がってくることになる。あまりにも桁違いの数字を出すことはできないと考えた」(山川社長)。

 ヒトのインターネットにおけるアプリ、ゲーム、EC、SNSといったものに該当するのが、IoTでは自動運転、ブロックチェーン、ドローン、AR・VRといったものだ。

 当社は、15年からこうした分野へも積極的に踏み込み始めている。たとえば、自動運転ではZMPとともに自動運転リアルタイムOSの共同開発を行っている。自動運転のOS開発に携わることで、その後のデータコントロール(=モノの監視)を担えるためだ。また、AR技術のリーディングカンパニーである英Kudan(15年7月にジグソーと資本提携)とも共同研究を開始しており、これは医療分野のオペサポート、製造業における機器メンテナンスでの活用を見込んでいる。

 世界のIoT市場は2020年に365兆円もの規模に拡大するとされている。「その1%のシェア獲得に向けて邁進する」と山川社長は強調するが、今後の成長は未知数だ。

 現時点で、東洋経済では16年12月期も既存ビジネスが順調に推移するという仮定で通期予想を作成した。ただし会社が言う通り、期中に大きな受注があれば、業績は大幅に上振れる可能性もありうる。

(堀越 千代)  (株)東洋経済新報社