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(株)ジャパンディスプレイ【6740】の掲示板 2022/10/16〜2022/11/04

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たかし 強く買いたい 2022年11月2日 11:37

>>861

サムスンディスプレイが今年に発売予定のiPhone 14シリーズのうち、「iPhone 14 Pro」モデルに有機発光ダイオード(OLED)パネルを独占供給する。「iPhone 14」、「iPhone 14 Max」、「iPhone 14 Pro Max」の残りの3モデルには、複数の会社がディスプレイパネルを供給する。韓国メディア「現代経済新聞」が報じた。(写真:iPhone13Pro=アップル)
18日、業界によると、アップルはiPhone 14シリーズの4モデルのうち、「iPhone 14 Pro」モデルにサムスンディスプレイのOLEDパネルだけを採用する。残りのモデルにはサムスンディスプレイだけでなく、LGディスプレイ、中国ディスプレイメーカーのBOEもパネルを納品する。
これに先立ち、サムスンディスプレイはiPhone 13シリーズ用LTPO(低温多結晶酸化物)パネルを独占供給しており、LGディスプレイはLTPS(低温多結晶シリコン)パネルを供給した。業界では「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」モデルに、LGディスプレイがLTPO OLEDパネルを供給すると予想してきた。
市場調査会社ディスプレイサプライチェーン(DSCC)のロス・ヤング最高経営者(CEO)は、「まだLGディスプレイがLTPOスマートフォンパネルを量産したことがなく、LTPO生産量がサムスンディスプレイより少ない」とし、「そのためアップルはiPhone 14プロモデルだけがサムスンディスプレイからパネルを独占供給されるだろう」と伝えた。
LTPOはアップルが開発したTFT(薄膜トランジスタ)ディスプレイ工程技術で、2018年にアップルウォッチシリーズ4を通じて商用化された。LTPOはLTPSとオキサイドTFTを結合したもので、製造工程が複雑で価格が高い。その代わり、消費電力が低く120ヘルツ(Hz)の走査率(リフレッシュレート)を実現しやすい特徴がある。
サムスンディスプレイはLTPO TFTをGalaxyウォッチアクティブ2に採用した後、昨年8月に「Galaxy Note20 ultra」と「Galaxy Z Fold2」にも供給した。アップルの場合、「iPhone 13」シリーズ上位2モデルにLTPO TFTパネルを採用したが、両製品はいずれもサムスンディスプレイが独占供給した。
業界関係者は、「中小型OLEDは事実上、サムスンディスプレイが独占する分野だ」とし、「特に、LTPO技術は電気消耗の少ないTFTであり、サムスンディスプレイの最大顧客であるアップルの採用率が最近高まっている」と伝えた。