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(株)テクノフレックス【3449】の掲示板 〜2019/12/17


「今週はもう動きようがない」。マッコーリーキャピタル証券の増沢丈彦氏はこう話す。日経平均株価は2万3500円前後でもみ合いが続く。15日に対中追加関税の発動を控え持ち高を傾けにくい状況だ。
イベント待ちで大型株が敬遠される局面では、中小型株に投資家の関心が向きやすい。実際、日経ジャスダック平均は11日までに14連騰し、11月末比での上昇率は2%と日経平均の上昇率の0.6%を上回る。だが、同じ新興株市場でも、東証マザーズ指数は同期間で2%安と低迷が目立つ。
明暗を分ける一因は株価変動リスクの差だ。過去20日間の変動率(ボラティリティー)の大きさを示す「ヒストリカル・ボラティリティー」では、マザーズ指数は12%と日経平均の9%より高い。日経ジャスダック平均は4%と低い。
個別銘柄ではジャスダックの優位がさらに明確に浮かび上がる。2市場の主要銘柄の18年10月以降の値動きを見ると、マザーズ上場でバイオベンチャーのサンバイオは1週間で株価が50%超上下する局面があった。一方、ジャスダックは「株価が市場全体の動向に左右されにくい安定した企業が多い」(いちよし証券の宇田川克己投資情報部課長)ため、時価総額首位のワークマンなど主要銘柄の値動きの幅は比較的小さい。