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日本エコシステム(株)【9249】の掲示板 2023/06/03〜2024/01/24

今回のマネーゲームの鍵は、3万円クオの優待というより、昨年8月に発行された新株予約権。この会社は外資ファンドに行使価格2500円と3200円の新株予約権を発行している。当時の株価は1700-1800円程度。行使価格って取得する価格だよね。当時の株価よりはるかに高い行使価格で新株予約権の取引が成立したのはなぜだろう?

また、会社は上場基準の達成の前提として、この新株予約権が行使された場合に流通株式の時価総額10億以上及び流通株式比率25%の上場維持基準が達成できると試算している。
つまり、上場基準を維持するためには新株予約権を行使させる事が前提という事。
とはいえ、行使期間は23年8月から26年8月まで。期間は十分にあったはず。
プレミア優待を発表すれば株価が上昇して権利が行使される事は見え見え。
逆に言えば、新株予約権の行使を見越してのプレミア優待発表だったともいえる。
新株予約権が行使されて相当数の株式が新に流通すれば目的は達する。
あとはプレミア優待を廃止または変更するタイミングの問題。
発表したら株価が大きく下げて時価総額が下がるだろうが、上場基準を割り込まない程度に配当/優待利回りは調整すればよい。

それにしても、今回の件は新株予約権を引き受けた香港の外資ファンドを儲けさせただけの祭りだったように見える。はじめから仕組まれたのだろうか。