(株)ispace【9348】の掲示板 2023/06/14〜2023/06/22
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>>74
なぜ、このような重力の解釈になるのかは説明すると滅茶苦茶長くなりますので省略しますが、該当文献をたくさん読み漁ったことがある方ならわかると思います
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>>74
太陽系の惑星の地中内部構造を見ると
内核、外核、マントル、地核と、大まかな構造は同じです
内核内の物質は鉄、ニッケル、ケイ酸塩などのうち、固体、液体の差はあるが、成分的には全てまたは複数または単体となっており、共通点があります
外核、マントル、地核についても共通点があります
地球人は地球内の物質に馴染んでいるので、地球人には地球内の物質が一番良く合います
人工地球を建造する時にはそういう配慮をしたほうがいいか必要となると思われます
移住に適した天然惑星を探すよりも、地球人に合った人工惑星を作ったほうが地球人には良いと思われます -
>>74
更に言うと、惑星にはその惑星に適した大気の成分と適量というものが存在します
仮に、他の惑星から地球に大量の重い大気を運んで来ると、重力は今よりも強くなると思われます
軽い大気を大量に運んで来ると今よりも重力は弱くなると思われます
地球から大量の大気を運び出すと重力は弱くなると思われます
無論、自然に地球に入って来る気体もあるし、地球から出ていく気体もありますが、現時点では総じてバランスが保てています
あと、大気はみなさんにのしかかっています
胎児のうちから慣れてるので、感じないでしょうけど、のしかかってますw
この重力の大きさに慣れてるんです -
>>74
月の重力が地球に対して1/6なのは、質量/半径^2が1/6だからではないでしょうか。
b9c***** 2023年6月14日 11:11
適切な重力を持った人工惑星の作り方
簡単に説明します
それにはまず、それに必要な重力の解釈が必要となります
この場合の重力とは何か?
ズバリ、大気よりも重い物体が惑星などの中心に向かって沈んでいく力となります
引き寄せられる力ではありません
大気の中を沈んでいく力という解釈が必要になります
地球にはたくさん大気があります
月にはごく微量の大気しかないので、月の重力は地球の約1/6となっています
もし、大気が無い惑星があればその惑星は無重力となります
もうわかりましたね
原材料に適量の大気構成物質を混合し、人工惑星の構造に組み込むことが成功すると、つまり、馴染ませることができると、適度な重力を持った人工惑星が作れることになります
まあ、地球と同じか似たような大気の成分と割合にすると、簡単に馴染ませることができると思います
じゃあ、後で大気を送り込めば良い?
答えはノーです
例えば、既存の天然惑星などに、その惑星には本来無い大気を大量に送り込むと、それまで周辺環境に馴染んでいた惑星の周辺環境とのバランスが崩れて、地表や地中の構成要素と悪い化学反応を起こして惑星が崩壊したり、早々に周辺の惑星と衝突したり、ブラックホールに吸い込まれる速度が速くなったりします