明治安田 日本債券ファンド【12312001】の掲示板

債券15時　長期金利はマイナス0.015%で横ばい　入札は順調

5日の債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは、前日比横ばいのマイナス0.015%だった。前日の米債安を材料に売りが先行し、一時マイナス0.010%まで利回りが上昇（価格は下落）したものの、10年債入札が順調な結果となったことで買いが入り、債券価格を支えた。

財務省が実施した10年債入札は最低落札価格が101円11銭と、事前の市場予想（101円10銭）を上回った。今週は6日と8日に残存期間「5年超10年以下」の国債買い入れオペ（公開市場操作）を控えており、需給不安が少ない。「米金利の先高観が後退しているため、国内債相場も強気に見る声が増えている」（外資系証券）ことが、順調な入札結果につながった。需要の堅調さを背景に、現物債に買いが及んだ。

先物相場は続落した。中心限月の3月物は前日比4銭安の152円69銭で取引を終えた。

〔日経QUICKニュース（NQN）〕