ここから本文です
投稿一覧に戻る

x6の雑記帳の掲示板

苫米地英人@DrTomabechi

運転免許証での本人確認をやめるという行為はかつて明治から続いた我が国の郵便ネットワークを潰した時に匹敵する愚行であり安全保障リスクだ。技術論は後から書くが、まずは精神。かつて郵便局員は公務員だった。警察官は今も公務員だ。私もかつて文部教官助教授という公務員だった。今は準教授がそれにあたるが公務員ではない。私も文部大臣から辞令を頂き公務員の宣誓をした。身が引き締まる思いをした。公務員と、"公共性のある仕事をするみなし公務員"との差は確実にある。公務員は国民のために働くが、みなし公務員はあくまで株主の利潤のために働く。そして今は株主は外資だ。
…略…
本題だが、本人確認は安全保障基盤である。運転免許証は現在警察の管轄だ。運転免許センターは警察官が運営管理している。その申請から作成、配布まで警察官が行う。これが運転免許証を身分証明書とする安全性の担保だ。
…略…
私自身は警察が運営管理する身分証明書と、システム脆弱性と外注誤入力が既知のマイナンバーカードのどちらを廃止すべきか問われれば、間違いなくマイナンバーカードを廃止する。

ただ、そこが今これを書いている根拠ではない。

今日書きたいのは安全性の基本であるリダンダンシーだ。冗長性と訳すが、単に重複と訳する方が分かり易い。

鍵が二つということ。それも性質が異なる鍵二つがより安全だ。ネットでの二重認証がその例。パスワードとメールで送られるコード認証がいい例。顔認証とパスワードも同じ。

本人確認はあらゆる安全保障の基盤。リダンダンシーは最低でも二重、ミッションクリティカルな分野では三重が望ましい。

それを特に信頼性の高い運転免許証を利用した本人確認を廃止し、既に信頼性は地に落ちたマイナンバーカードのみにするというのは国家的自殺行為だ。運転免許証を持たない人も健康保険証は持っている。写真は入っていないが健康保険証を物理的に持っているという事実だけで、二重認証の重要な系統になる。こちらも悪用に対する対策は公務員が長年して来た。これを廃止することは利便性のみならず、二重認証という意味で自殺的だ。

以下、略。

とうとうここまできたか…( ̄▽ ̄;)
免許証確認を廃止してマイナンバーをカ〇トが管理。。。
報道は目くらましのスピンだらけ。。