ここから本文です
投稿一覧に戻る

海坂三省館の掲示板

日本も指標に急速にインフレ傾向が出始めているようだが(そのスピード感は実感できる)、今月にYCC変更があるかは微妙ではないかと思う。仮にYCC変更があったとして依然金利差は大きいわけで、ドル円がどこが適正ラインなのかもよく分からないのだが。。

今週の見通しとしては、EUR/USDが5日線から大きく乖離して日足十字線。RSIはまだ余裕があるが、月曜、火曜あたりで上髭からの調整(ないしは上昇トレンド終了)で週足陰線ではないかと見ている。上昇トレンド終了なら21年秋の月足三角持ち合い下放れからの戻しが終わったような感じ。ちょうどその三角保ち合いの支持線の延長付近にいる。

ドル円は下げてくる5日線と絡んで調整か。YCC変更への警戒が円買い圧力で、一方YCC変更への懐疑とドルが対ユーロで買い戻される分が円安圧力になる感じか。5週線との乖離が大きいので時間で調整より若干円安に触れての調整で週足陽線という予想。もはや145円は遠いが145円を超えると介入がちらつくようでは円が安いところからの円売りのモチベーションは小さいだろうし、大きな陽線にはならないと見込んでいる。EUR/JPYががっつり下髭というのも一旦は円が売られることを示唆しているか。

まぁ、FX的にはあまり予想にこだわらず出たところ勝負で流れに乗るだけだが。

円は高いはYCC変更(基本景気に水を差す)があるかもという状況だと日経平均は若干厳しいだろう(円が高くなったといってもまだまだ円安なのだが)。とはいえ、なんだかんだ日本経済も順調そうで元々割安感があったことからも、ショック級の下げ方はせずに長い目でみて調整という感じじゃないか。上昇フラッグの旗部をイメージしている。バリュー系を下げたら集めるような戦略が有効になるのだろうか(世の中のトレンドを知らないけど)。