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一目を航海する船の掲示板

>>5521

わかりりやすいのは決算の時の動きです。
決算で今までのトレンドから大きく逆へいったとする。よくあります。最近はそれが多い。
しかしもう少し長い目(スパン)で見てみれば、トレンドは決算またいだ後と変わらず一時的な歪みだったかのように元のトレンドに戻る場合が多い。
よほどサプライズ的な決算でなかったなら、結局多少のぶれはあってもトレンドは変わりません。続行する。日足のチャートを2~3か月の視線で見るとそういうチャートになってることが多いと思います。
これはトレンドはそうそう壊れないという話です。

しかしもっと近視的に見ればたとえば日本農薬を例にすれば7月の終わりから8月期決算越えあたりまでで16%くらい落ちている。この半月の目でみればトレンドはあきらかに下りとなりました。
ではトレンドが壊れたのか?
トレンドは決算などで壊れるのではなく、価格が高くなりすぎた時に壊れます。

何が言いたいかというと長い目でみれば決算(とくに四半期の決算)はトレンドを転換する要因ではないということ。
短い目でみればその決算の上げ下げこそスイングのねらい目であるということ。

そして私の短期枠のスタンスはそのどちらも意識しながらの考えで、決算でトレンドの大きな流れは変わらないだろうけれども、それでも決算で一時的に下げをくらうのもつまらない的なところなので避けたい。またぎたくない。
トレンドは壊さないかもしれないけど、短い期間で元に戻るとも限らない。
そういう点で決算を意識します。
すると必然2~3か月以内をスパンで計画を練ることになるという感じです。

もうひとつ大きく気にするのは全体の地合いです。
各銘柄ごとと考えれば、たしかに地合いを気にすることなくその銘柄のチャートやファンダ的な要因だけ考えて仕掛ければいいかもしれない。
特に時間の感覚が短ければ短いほどそんなマクロなどさほど計算に入れずにいいのかもしれません。

ここはやはりおのおののトレードのスパン、考え方、相場への張り付き方によるのだけども、私の生活の中ではそれほど張り付いていたくないし(一日に一度も見ないという時はないけれども)、私のスパンと目標値では地合いの影響を受けやすい場合が多いでしょう(選定する銘柄によるとこもありますが)