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マサルの「政経学部」(誹謗中傷無し)
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>>45037

安倍外交の真骨頂はなんと言っても2016年8月に提唱した「自由で開かれたインド太平洋戦略」でしょう。
これはいうまでも無く世界制覇を企み、第一段として太平洋侵略に踏み出したC国を日、米、印、豪の4ヶ国と東アジア諸国を交えて包囲し、C国の野望を打ち砕く戦略です。

その頃米オバマ政権は二期目後半に差し掛かっていたが、それまでオバマはC国の野望には全く気づかず{あるいは気づかないふりをして)、経済を中心に友好関係を深めようとしていた。特にオバマは安倍総理とは気が合わず、同盟国の日本を差し置いてC国べったりの外交をしていた。
しかし、さすがにオバマ政権も終わりに近づく頃にはC国の野望に無関心でいられなくなり、安倍氏の「自由で開かれたインド太平洋戦略」は米国でも受け入れられるようになった。
そしてトランプが大統領に当選すると、安倍総理は世界の首脳の中で真っ先に会いに行った。そこで安倍総理が話したのは大半が「C国脅威論とC国対抗策」をトランプに理解させようとしたことだという。
しかし政治音痴のトランプに「C国脅威論」を理解させようとしても困難だったという。
当時の記事を見ると
「一方の米国だが、1月に発足して以後、トランプ政権が打ち出したアジアに関する政策はTPP(環太平洋経済連携協定)からの離脱くらいで、北朝鮮の核・ミサイル開発問題への対応に追われ続けている。そもそも国務省でアジア地域を担当する次官補がいまだに空席で、新たな対アジア政策の検討ができない状況だった。
(中略)
問題はトランプ大統領が『インド太平洋戦略』の意味や意図をどこまで理解しているかだ。」
と書いてある。

しかし、その後も安倍総理の粘り強い説得にトランプも次第に「中国脅威論」を理解するようになり、むしろ積極的に「自由で開かれたインド太平洋戦略」を推進するようになった。今ではバイデン民主党政権も政策の一環として受け入れている。
また太平洋諸島に植民地を持っているフランスやイギリスも関心を持つに至っている。

このように安倍外交は岸駄の対米奴隷外交や媚C国外交では無く、自国の利益のために米国の技巧政策まで変えたという「日本ファースト」外交であった。