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FX以外でも談話(*^o^)/\(^-^*)
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神田財務官は円買い介入の原資についての質問に対し、「世の中で言われている限界というのは全く間違っている、断言する」と気を吐いた一方、イエレン財務長官が円買い介入への牽制を示したことで円買い介入のハードルが上がった。再度の円買い介入にはこれまで以上の理由が必要になりそうだ。

・まずは5/14の米4月PPIに注目。珍しくPPIが先に発表される週となる。PPIはCPIに先行して動く傾向にあるため、ここのところ予想の上振れが続いている本指標(特にコア指数)が予想を下回ってくれば利下げの後押しとなりそうだ。

・そして、翌日5/15がメインイベント。米4月CPIと4月小売売上高が同時に発表される。インフレ沈静化の兆しが見えるかどうか。ドル売り円買い介入のハードルが上がっているだけに、予想を上振れた場合に本邦当局は難しい決断を迫られる。

・5/6週の米・前週分新規失業保険申請件数が予想よりも大きく悪化したため、米雇用市場への関心が高まった。予想の上振れや件数の高止まりが続くようなら利下げの口実の一つとなりそうだ。

・これまで通り、米国の利下げ時期がいつになるかが旬なテーマ。雇用市場、物価動向の頭打ちが露わになればFRB高官からも利下げを支持する発言がありそうだ。FedWatchでは9月会合での利下げの可能性が約5割となっているため、まだ折り込みきれていない部分がある。