ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2020/04/16
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>>2065
多分、そういうことなのでしょう。
madさんと私では『考える』基準が異なるという点では間違いなく異なるのかもしれません。
ただ、それは普通の事なのだとも思います。
あまり関係の無い話をさせて頂きますが、私個人のキャリアは役員の期間を含め29年間人事担当をし、その時々の社長の参謀という立場に身を置いていました。
時のTOPとの話し合いは、常に数字を考える点から始まり、数字のコミットに帰着しておりました。
例えば、判りやすい例を挙げれば、収益を上げるためには、固定費削減のためにこれだけの人材を削減する必要がある・・・というTOPの申し入れに対し、価値のある人材と価値の無い人材を考え抜いて提案することが私の役割でした。
時のTOPは対象とする人材の価値を考えず、単に人件費(人工)を考える事が多く、コミュニケーションの乖離については随分と悩まされた記憶が有ります。
そうした中での今回の議論です。
madさんの分析と知識は常に見事であり、財務知識について多くを持たない私にとって非常に学ぶ点が多いと思っています。
現時点では、私自身が社長という立場であり、そうした細かい分析を提案して頂ければ非常に助かると思っています。
よって、madさんのご意見である①については、改めて否定をさせて頂きます。
一方、②については、否定しようもなく『考え』が異なる点については合意です。
いや、そもそも『考え』が全く同質の人間なんて居ないと思っています。
まず申し上げれば、その数字を造った人間に対して私自身は作った人間の恣意(悪い言い方をすれば魂胆)を考える癖が有ります。
その点については、決して健全かどうかは判りませんし、頭から疑っている訳でもありません。
そして、その上で、その数字に対して反応する方々の思いを考えます。
経営者という立場になり、色々な意見を求められる機会は増えましたが、私の示す数字に多くの者が疑念を抱き、仕方なく合意する姿も見て参りました。
結果として上手く行ったとしても、そこには何故か砂を噛むような罪悪感が残りました・・・
我々の企業は、製造メーカーでありエンジニア、ワーカー、デベロッパー等々と色々な生い立ちを持つ人材もいますが、全うな意見や最大公約数的な意見では上手く行かないことが多いのです。
そうしたN値を増やすことで『考える』言葉の定義は確実に変わって来ていると思います。
勿論、同様な経験やそこから得たは価値観はmadさんご自身にもお有りだろうと推察されます。
その結果として、コミュニケーションの乖離は必然であり直接会って話もしていないノンバーバルコミュニケーションの限界なのだと感じています。
まぁ、面白いじゃないですか。
真摯に数字に向き合い、非常に細かく数字の示す可能性や意味を考えるmadさんと、数字を作成した人間の魂胆を考える私たちが議論をする。
キャッシュフロー上問題の無い数字が存在し、問題ないと唱えるmadさんが居て、この地合いにこの数字を造った方の魂胆を考える私がいる・・・
そこでの『考え』『感じ方』の違い・・・
それこそが、このスレッドの意義なのでは無いでしょうか?
個人的な意見ですが、お互い日本を代表する企業の株を保有し、その行く末に期待し憂う。
その精神こそが大事だと『考え』ます。
窓の雪 2020年4月16日 20:32
自社株買いの実施可能時間帯ですが、次のように解釈しています。
以前は引け前30分は禁止されていました。
それが、期限限定の特例法によって、解除され、
2013年の4月だったと思いますが、取得禁止解除が恒久化して、結局、
「14時30分以後でも、自己株式の買い付けはできる」
ということになった。
如何でしょうか?