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NSW(株)【9739】の掲示板 2015/07/28〜2016/09/02

発表日:2016年1月21日
NSW、東海大学とスマートゴミ箱の実証実験を開始
~IoT技術を活用し、ゴミ収集効率化に向けた検証に着手~


 ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長 多田 尚二)は、東海大学情報通信学部組込みソフトウェア工学科(高輪キャンパス、東京都港区、学長 山田 清志)の撫中 達司(むなか たつじ)教授の研究チームによるスマートシティ実現に向けた取り組みの一環として、ゴミ収集の効率化を検証するためスマートゴミ箱「BigBelly Solar(ビッグベリーソーラー)」を同校キャンパス内に設置し、1月21日より実証実験を開始します。

 「BigBelly Solar」は、太陽光発電機能を有し、そのエネルギーによる通信機能を搭載したCO2を排出しない環境配慮型ゴミ箱です。IoT技術を活用し、携帯電話網を通じてゴミの蓄積状況をリアルタイムで発信する機能により、収集頻度や人員配置、ゴミ箱配置の最適化など、収集作業を効率化しコスト削減を実現します。

 撫中教授は、「BigBelly Solarは、ゴミ箱がネットワークにつながることにより、ゴミ収集に関わる運用全般がどのように改善でき、どのような効果をもたらすかを体現できるIoT事例と認識しています。当研究室では、家電製品などの組込みソフトウェアを通じて、”モノ”のモニタリング、制御から自立に至るまでを研究のテーマとしており、今回の実証実験がゴミの収集効率化以外の視点でも社会にどう役立てるのか検証し、今後の研究テーマの参考になればと考えています」と述べています。

 NSWは、機器の提供および検証環境構築の支援を行っており、同大学と共に検証結果を自治体や教育機関へ公表するとともに、今後もスマートシティの実現に向けてIoT技術を活用した取り組みを行ってまいります。