四国電力(株)【9507】の掲示板 2022/12/28〜2023/06/01

四国の津波の歴史を紐解いたものは、ぐぐったらたくさん出てきます。
地層調査や古文書を基に論説した資料は、脳内ファンタジーよりは信憑性があるとおもわれます。

それによると、太平洋に面した高知～徳島一帯では、約2000年前に巨大津波を受けたことが推定できる地層の痕跡が確認されています。一方で、瀬戸内海にはそういったものは確認できないようです。

また、愛媛県沿岸に襲来した津波で、古文書の記録が明らかなのは316年前の宝永地震津波以降。それ以降で最大の津波は、169年前の安政南海地震津波。
安政南海地震津波では、愛南町で最大5m、宇和島市で最大4m、伊方町で3m、松山・今治市で1.5mの津波が推定されるということです。

いずれにしても、『津波被害は内海の方が大きい』というのは、根拠なき脳内ファンタジーと考えてよさそうです