関西電力(株)【9503】の掲示板 2023/07/15〜2023/08/29

南海トラフ地震が発生した場合、日本全体の株価に影響を与えますか？

南海トラフ地震が発生した場合、日本全体の株価に影響を与える可能性は高いと考えられます。南海トラフ地震は、日本の太平洋側に沿って発生する巨大地震で、平均発生間隔は約90年であり、今後30年以内の発生確率は70％程度とされています。この地震が起きると、人命や社会インフラに甚大な被害が及び、日本経済にも大きな打撃を与えることが予想されます。

株式市場においては、過去の大地震の例から見ても、株価は大幅に下落する傾向があります。例えば、2011年3月11日に起きた東日本大震災では、日経平均株価は震災前日の10,254円から、震災後4日目には8,605円まで下落しました。これは約16％の下落率に相当します。また、1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災では、日経平均株価は震災前日の19,331円から、震災後7日目には17,785円まで下落しました。これは約8％の下落率に相当します。

株価の下落幅や回復期間は、災害の規模や範囲、被害状況、復旧・復興の進捗、政府や企業の対応などによって異なりますが、南海トラフ地震では、東日本大震災以上の被害が想定されるため、株価もそれ以上の下落を覚悟する必要があるかもしれません。一部の分析では、南海トラフ地震が発生した場合、日経平均株価は短期的には1万円を割り込み、最悪の場合は5,000円台まで下落する可能性があると予測しています。

ただし、株価は災害だけでなく、市場の需給や心理的要因などにも左右されるため、予測することは困難です。また、災害後に復旧・復興が進むと、株価も回復する可能性があります。特に復興関連銘柄や新たなビジネスチャンスが生まれる銘柄などは注目されるかもしれません。

投資判断は自己責任で行ってください。この回答は参考情報として提供されるものであり、投資助言ではありません。

ご質問ありがとうございました。😊