東京電力ホールディングス(株)【9501】の掲示板 2023/12/22

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一方で桜井市長は、東京電力が再稼働を目指している、6・7号機以外の原子炉についても、再稼働に期待を寄せています。

■柏崎市 桜井雅浩市長
「2つなのか3つなのか、わかりませんけれども、東電が6・7号機で再稼働をやめると言わない限りに関しては、まだまだ基本的には、安全対策工事といったものにお金をかけざるをえない。」

桜井市長は、東電がこれまで、原発の安全対策工事に1兆円をかけ、そのうち1割が、市の経済に波及効果があったと主張。柏崎市側に原子炉がある1号機など、6・7号機以外にも再稼働の動きが続けば、さらなる恩恵を受けられるとの考えです。

■柏崎市 桜井雅浩市長
「安全対策工事に伴う雇用、それから経済的な波及効果といったものも見込めますので、私はまずは、この6号機、7号機の再稼働を安心して安全な形で、安定的に再稼働を進めてってもらいたいな、というのが私の願いです。」

原発による県内への経済効果は、9月県議会でも取り上げられました。

■自民党 皆川雄二県議
「柏崎刈羽原子力発電所で発電した電気は、首都圏に送電されることから、再稼働によって本県において、どのような経済的メリットがあるのか不透明であります。柏崎刈羽原子力発電所による地域経済等への効果を把握しているのか。把握をしていないのであれば、再稼働の如何に関わらず、把握すべきと考えますが、所見をお伺いをいたします。」

■花角知事
「原子力発電所は、稼働の有無にかかわらず、相応の人が従事する事業所であり、地元発注等による、生産効果や従業員等による消費効果のほか、税や国からの交付金等による財政効果なども期待され、一定の経済効果があるものと認識をしています。」

県は、来年3月末までに、柏崎刈羽原発による県内への経済効果を調査し、公表する予定です。

2023年12月7日放送時点の情報です