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日本通信(株)【9424】の掲示板 2015/11/27〜2015/12/01

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超絶暇人 強く買いたい 2015年12月1日 12:02

日本通信株式会社(以下、「当社」という)は、本日、当社のデュアルネットワーク戦略を実現する新製品第一弾「2SIMルータ(トゥー・シム・ルータ)」を発売しました。2SIMルータは、ドコモ網を主回線、ソフトバンク網を副回線として使うことで、主回線に何らかの障害が発生した場合、副回線に切り替わって通信を継続します。単独回線での通信に比較して飛躍的に信頼性を高めた通信サービスです。

 IoT(モノのインターネット)やM2M用途の無線通信サービスのニーズが急速に高まる中、当社がセキュリティの先進国である米国においてATM向けに実績を誇る無線専用線(当社の特許技術を利用)が多数の引き合いを受けています。センサーネットワークとして現場の情報を収集することが主眼だったM2M利用から、収集した情報、いわゆるビッグデータを活用して現場の機器類をコントロールする利用に移りつつあります。モノを確実にコントロールする必要性が高まるほど、通信の信頼性への需要も高まるのです。

 以上のような背景から、セキュアかつ信頼できる無線通信サービスの要求を満たすデュアルネットワークの2SIMルータを発売しました。

 2SIMルータは、基本的にはエンド・トゥ・エンドの通信サービスとして疎通確認を行いながら動作し、所定の疎通確認が取れない場合には副回線に自動的に切り替わり、予め設定してある切替ロジックに基づき主回線に復帰します。主回線から副回線、及びその逆の切替は、使用目的に即して様々なロジックをリモートでプログラムできる柔軟性を備えています。

 また、IoT利用にあたっては、主体的利用者が自ら、あるいはシステムインテグレータを通してサービス全体のシステムを構築するケースが大半になっています。そのため、2SIMルータが司っている通信状況をAPIとして提供してほしいとのニーズが高く、当社はそのニーズに対しても積極的にお応えしていきます。

 今日、日本においてはISDN回線が約350万回線、法人向け専用線が約140万回線稼働しています。これらの合計490万回線が2SIMルータの当初のターゲットになりますが、昨今のIoTへの様々な業界の取り組みを受け、既存の490万回線に加えて、はるかに大きな新規需要を見込んでおり、当社はパートナー企業と共に積極的な市場開拓を進めていきます。